第十七話 ページ19
〜善逸目線〜
善逸「...いてっ！」
なんかチクッとしたぁ！！
なんじゃああも〜〜っ！腹立つぅう〜！！
善逸「早紀ちゃんたちも見つからないし、最悪だよ！」
早紀ちゃん、怪我してないかな？泣いてないかな？
善逸「どこ行ったのよ！！...ってか、蜘蛛がカサカサする音すごい気持ち悪い！！もーーっ、うるさいよ、じっとしてて！！」
音のする方へ振り向くと、そこには人面蜘蛛がいた...
善逸「こんなことあるーーーっ！！？」
無我夢中で走ると、家と人間が宙に浮いていた
人間が、蜘蛛にされてんの！？家浮いてんの！？なんかチラチラ見えるけど、糸！？
ギッ ツーーー
善逸「...っ！！？(汗」
でか！！でっか！！でかすぎるわ！！
巨大な人面蜘蛛が家から現れた...
早紀ちゃん、助けてぇえええ！！
〜早紀目線〜
あ「全集中、参ノ型 結氷氷結！！」
鬼「...っ！？」
鬼の糸を避けながら、一気に距離を詰め刀を振った
あ「...浅かったか...」
鬼「あ...っぶね！！お嬢さん...なかなかやるね...」
あ「まぁね！！凄いでしょ！！...うっ」
あぁ...クラクラする...。でも、鬼も弱って来た！！
あ「全集中、肆ノ型 氷結連舞！！」
勢いよく地面を蹴り、刀を振った
鬼「ぐはっ...！？」
そして、鬼を斬り続け...
あ「もうおしまいっ！！」
鬼が弱り切った所で、頸を斬った
鬼「くそっ！！...こんな女に...！！」
鬼が消えたのを確認すると力が抜けたように倒れ込んだ
あ「もう動けない...善逸...くん...っ！！」
雷の音がした...善逸くん、もしかして戦ってるの...？
あ「善逸くんの...元に...行かなきゃ...」
あ、ダメだ...視界が...
？「大丈夫ですか！！？(汗」
誰かの声がする...誰だろ...
そして、私はここで意識が無くなった
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2020年5月17日 23時
