第十五話 ページ17
伊之助「チッ、蜘蛛の巣だらけじゃねーか!邪魔くせぇ!!」
善逸くん、置いてきて良かったのかな...
でも、今善逸くんといるとモヤモヤした気持ちが出ちゃうからな...
炭治郎「そうだな...伊之助!」
伊之助「何の用だ!!」
炭治郎「ありがとう、伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かった!」
あ「うんうん、伊之助くんも炭治郎も頑張ろうね!」
ダメダメっ!!今はこの山にいる鬼を倒すのに集中しなきゃ!!
伊之助(...ほわほわ...なんだこの気持ち...)
炭治郎「...早紀姉、伊之助!」
あ/伊之助「...っ!!」
炭治郎が見ている方を見ると、隊服を着ている人が見えた
あ「すみません、応援に来ました!」
?「...っ!?(汗」
あ「氷堂早紀です!今、どんな状況ですか?」
?「指令が入って十人の隊員がここに来た、山に入ってしばらくしたら、隊員が...隊員同士で斬り合いになって...!!」
隊員同士が斬り合いに...なんでだろう...
あ「そうなんですね...二人とも隊員達が襲って来ても斬り合っちゃダメだよ!」
炭治郎「わかった!」
伊之助「なんでだよっ!!襲ってきたら斬る!!」
あ「ダメだってばっ!!...っ!?」
誰かいる...隊服を着てるけど...なんか様子がおかしい...
?「ウフフフ...ウフフフフ...さぁ、私の可愛いお人形たち、手足がもげるまで踊り狂ってね。」
〜善逸目線〜
俺、嫌われてるのかな...
普通、仲間を置いてくか?道ばたに...説得しない?仲間なら...
早紀ちゃんなら笑顔で手を差し伸べてくれると思ったのに...
早紀ちゃんから、悲しい音がしてたな、何かあったのかな?
会いたいな...抱き締めたいな...頭撫でて欲しいな...
雀「チュン、チュン!」
善逸「いいな、お前は気楽で...何にもわかんないよな、人間のことなんて...」
そう言うと雀は俺の手を噛んだ
善逸「イデデデデデ!お前っ...可愛くないよ!ほんとにそういうとこ!!早紀ちゃんや禰豆子ちゃんはあんなに可愛いのに!!...あーーーーっ!!早紀ちゃんを助けにいかなきゃ!!悲しい音させてる女の子を危ないトコに連れてっちゃダメだろっ!!」
俺は全速力で早紀ちゃんを追いかけた
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年5月17日 23時