もう1人のベビーシッター部の部員は狼谷隼に恋してるようです！

第三十四話 ページ36

あ「...うぅううう(泣」

母「これはダメね...」

長かった夏休みも最終日...なのに、なのにーーー!!

あ「ごほっ...ごほっ」

風邪を引きました...。

そして、やっぱり次の日...

母「学校は休みなさい」

あ「うん...」

あぁあ、狼谷くんと彼氏彼女の関係になれて初めての学校...一緒にお弁当食べたかったな...。

狼谷くんに...言わ...ないと...

あ「...ｽﾋﾟｰ...ｽﾋﾟｰ」

気付いたら寝てしまっていた...。





鹿島side

鹿島「あれ？今日、藤木さんいないんですか？」

兎田「うん、なんでだろうねー？」

保育ルームに着くといつもいる藤木さんの姿はなかった...

遅刻...かな？

鷹「こたろう！」

虎太郎「うっ」

鹿島「あ、狼谷！おはよう！」

いつの間にか足元に鷹くんがいたので、振り向くと狼谷が保育ルームの中をジロジロ見ていた。

狼谷「おっす、鹿島...」

鹿島「あ、藤木さんいないんだけど、何か聞いてない？」

狼谷「...いや、俺もいなくてビックリしてる」

そうなんだ...ま、まさか!?登校中に事故に!?

狼谷「連絡してみるか」

鹿島「うん!!それがいいよ！(汗」

狼谷が連絡したが、すぐには連絡が来なくて仕方なく教室へ行くことにした...。





狼谷side

どうしちまったんだ...連絡も来ねぇし...。

鹿島「まだ、来ない？」

狼谷「...あぁ」

キーンコーン カーンコーン

鐘が鳴って、先生が教室に入って来た。

先生「今日は...藤木さんは風邪でお休み。他はみんないるわね」

風邪...か。大丈夫かよ...。

鹿島「藤木さん、風邪だってね」

狼谷「あぁ、早紀の家共働きだしな...」

1人で大丈夫かよ...。

鹿島「そうなんだ、んじゃ今1人なのかな？」

狼谷「かもな...」

男友達「えぇ!?か、狼谷、今藤木さんのコト下の名前で!?(汗」

男友達2「おいおい、いつからそんな仲になったんだよ!?(汗」

急に言われて少しビックリしたが、そうだよな...コイツら知らねぇんだよな…

...コイツらに言っといた方がいいんだよな？

狼谷「まぁ、俺の女だからな」

鹿島「ふ、普通に言ったーー!?(汗」

全「えぇえええええ!?///(汗」

言わねぇと早紀に手出す奴が出てくるかもしれねぇしな。

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