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第三十一話 ページ33

あ「...///」

狼谷「...」

な、なんでこうなった...?

兎田さんの所に戻ったら、急に鹿島くんに背中を押されて狼谷くんと二人で祭りを歩いている...。

狼谷「あ、あのよ...」

あ「...え?」

狼谷「あの日、悪かった...」

あ「...っ!」

あの日...きっと狼谷くんが私のコトを何とも思ってないって野球部の人に言った日のコトだろう...。

あ「ううん...ホントのコトだもんね...」

自分で言ってて、凄くツラい...あぁ、涙が出てきた...。

狼谷「ちげぇ...」

あ「...いいよ。無理しなくて...」

ダメだ...ここでまた泣いたら...めんどくさいって思われる...。

狼谷「ホントにちげぇから...あれはその...恥ずかしくってよ...///」

あ「え...///」

狼谷「なんつーか、アイツらにああ聞かれて...しかも男から人気って言われてなんかムカついて...あの場でホントのコト言えるかよ///」

あ「ホ、ホントのコトって...///」

え...そんなコト言われたらまた期待しちゃうよ...?///

狼谷「...好きだ...///」

あ「え...///」

狼谷くんが顔を赤くして...これは、夢ですか...?





狼谷side

今言わねぇといつ言えるかわからねぇから意を決して言っちまった...。

俺はたぶん、藤木のコトが好きだ...。

鷹が抱っこされてるのを見るとイライラするし、他の男と話してるのを見るとさらにイライラする...。

これはきっと嫉妬ってやつだよな...いつからなんだろうな...。

最初は鷹の面倒見てくれる保育ルームの女としか思ってなかったが、気づいたら目で追うようになってた。

最近は話すコトも増えて笑顔を見るたびに...可愛いって思っちまってもっと見たいとも思うようになった...。なんか俺らしくねぇってずっとモヤモヤしてた。

あ「え、えっと...それは友達として...?///」

狼谷「いや、ちげぇ...」

あ「...い、いつから?///」

狼谷「...気づいたらだな...」

あ「そ、そっか...あのね!///」

藤木が顔を真っ赤にして、俺の方を向いた...。

あ「わ、私もずっと前から...好きでした!!///」

え...そうだったのか...?

狼谷「...///」

す、すげぇ嬉しい...///

俺は今日、初めて告白した...。

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さっちゃん(プロフ) - KAGUYAさん» コメントありがとうございます!これからもキュンキュンさせられるように頑張りますね!! (2018年4月8日 21時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - ずっとキュンキュンしっぱなしです!!!狼谷くんカッコイイし鷹くんも他の子供たちも可愛くてキュンキュンしてました!!応援してます!! (2018年4月7日 14時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - コメント&リクエストありがとうございます!頑張って考えてみますね! (2018年3月30日 20時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - 自分以外の女の子に優しくする狼谷くんに嫉妬して喧嘩しちゃうのが見たいです!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 蛸薬師さん» コメントありがとうございます!神様だなんて言い過ぎですよ!?でも、ありがとうございます。これからもカッコイイ狼谷くんを書きますね! (2018年3月26日 14時) (レス) id: b8b026f766 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2018年2月12日 22時

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