第三話 ページ4
あ「よしよし、しょうがない子だね。鷹くんは...」
鷹くんの頭を撫でると少し落ち着きを取り戻した。
こんな風に狼谷くんに頭撫でられてみたいなー...
はっ!?無理無理無理!!私まだ友達ですらなってないのに何考えてるんだろう...
あ「はぁー...」
鹿島「藤木さん、大丈夫?(汗」
あ「え...」
鹿島くんの声に我に返り、周りを見るとみんなが私を見ていた。
あ「あ、ごめんね!大丈夫だよー!」
あはははー!と笑って誤魔化した...
そして、先生達がお迎えに来た。
あ「みんな、ばいばーい!」
鹿島「ふぅー...」
あ「ごくろうさま。」
鹿島「藤木さんもごくろうさま。」
あ「うん、あとは鷹くんだけだね!」
鷹「俺、まだ早紀といてぇ!」
あ「鷹くん、ありがとう!」
そう言いながら、鷹くんを抱っこした。すると...
?「鷹!さっさと帰んぞ!!」
鹿島「...っ!?(汗」
?「...誰だ?」
あ「か、かかかか狼谷くん!!///」
どどどどうしよ!?///狼谷くんだよー!!///
鹿島「あ、俺は鹿島竜一!中3」
狼谷「俺は狼谷隼だ」
鷹「アニキッ!!おれまだかえんねーぞ!!」
そう言って、私にギューッとさっきよりも強く抱き着いてきた鷹くん。
狼谷「帰るっつってんだよアホ!!」
ボカッ!!と鷹くんの頭を殴った...
ち、近いです!!ヤバい、カッコイイ...///
狼谷「えっと...藤木だっけ...?いつも弟が悪いな」
と泣きじゃくる鷹くんを私から引き離そうと鷹くんの首根っこを引っ張りながら言ってきた...
あ「へっ...あ、ううん!!全然大丈夫だよ!!///」
ウソ、私の名前覚えててくれたんだ...///
鷹「早紀はおでのだぞ!!」
狼谷「お前のじゃねーだろ!!いい加減離れろっ!!」
ともう1発殴るとようやく鷹くんが私から離れた。
あ「...///」
狼谷「うちのはもういいからあっちのガキ構ってやれよ。一人にしてたらかわいそうだろ」
鹿島「あ、ありがとう狼谷!」
じゃーな。と鷹くんを抱えて狼谷くんは帰って行った...
あ「こ、虎太郎くんの所に行こうか///」
鹿島「う、うん...虎太...」
あ「え...虎太郎くん!?(汗」
虎太郎くんは熱が出ており、倒れてしまった。
私と鹿島くんは狼谷くんに助けを求め近くの病院まで、狼谷くんが鹿島くん達を連れて行ってくれた。
あ「鷹くん、お母さんの所へ行こうか...」
なんで、気付いてあげられなかったんだろう...
鷹「早紀...?」
私の目からは悔し涙が溢れ出ていた...。
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さっちゃん(プロフ) - KAGUYAさん» コメントありがとうございます!これからもキュンキュンさせられるように頑張りますね!! (2018年4月8日 21時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - ずっとキュンキュンしっぱなしです!!!狼谷くんカッコイイし鷹くんも他の子供たちも可愛くてキュンキュンしてました!!応援してます!! (2018年4月7日 14時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - コメント&リクエストありがとうございます!頑張って考えてみますね! (2018年3月30日 20時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - 自分以外の女の子に優しくする狼谷くんに嫉妬して喧嘩しちゃうのが見たいです!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 蛸薬師さん» コメントありがとうございます!神様だなんて言い過ぎですよ!?でも、ありがとうございます。これからもカッコイイ狼谷くんを書きますね! (2018年3月26日 14時) (レス) id: b8b026f766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2018年2月12日 22時