もう1人のベビーシッター部の部員は狼谷隼に恋してるようです！

第十六話 ページ18

猿渡先生「それじゃ鹿島くん、藤木さん...今日も美鳥のコトよろしくね」

美鳥「あーあ！」

あ「はーい！美鳥ちゃんおいでー！」

美鳥「あー！！」

鹿島「よし虎太郎！みんなが来るまで美鳥ちゃんと４人で絵本見てようか」

そう鹿島くんが言うと、虎太郎くんはこくっと頷いた...その瞬間...

あ「あ...美鳥ちゃん...(汗」

鹿島「...その前に美鳥ちゃんのおむつ替えないとだな(汗」

あ「あ、鹿島くん！私が替えるから虎太郎くんに絵本読んであげて！」

鹿島「え、うん...」

美鳥ちゃんのおむつを取り替えようとしたら...

？「ここかぁ？べびーしったーぶっての...」

とドアを開けて入って来たのは...どなたですか？

？「...くっせぇええええ!!ちょっ何!?ありえねぇんだけど何ソレうんこ!?」

美鳥「あばーっ！」

？「ぎゃっ!?ちょっやめっ!?さわんなまじで!!」

さ、騒がしい人が来たな〜...

あ「あ、あの...あなたはどなたですか？(汗」

鹿島「いったいここに何の用ですか？(汗」

？「ここに『猿渡 みどり』って可愛い女の子がいるだろ？」

あ「みどりちゃんに何の用ですか!?」

？「そりゃお前...これから自分の娘になるガキの顔くらい知っときてーじゃん」

あ/鹿島「...え？？」

え...この人何を言っているの？つまり、美鳥ちゃんがこの人の娘になるってこと？

鹿島「でもあの...制服着てるし、まだ学生なんですよね？(汗」

？「おー俺は２年だかんな、犬井先輩と呼べ」

あ「でも、猿渡先生ってご結婚されてますよ？」

犬井「まぁ細かいコトは気にすんなよ」

鹿島「いや全然細かくないですよね!?(汗」

この人、頭おかしい人なんだな...うん...きっとそうだ。

犬井「ふっ...ま、見るからに恋愛経験なさそうなお前達にゃわかんねーわな」

あ/鹿島「...っ!?」

犬井「今日はみどりはいねーみたいだし、もう行くわ...じゃまた来っからよろしくー」

そう言って犬井先輩は保育ルームを出て行った...

あ/鹿島「...」

あ「か、鹿島くん...あの人って...」

鹿島「う、うん...」

あ/鹿島(猿渡先生の不倫相手ー!?)

第十七話→←第十五話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す