第一話 ページ2
あ「すいません、兎田さん!」
私は保育ルームの扉を勢いよく開けた
兎田「ん?別に大丈夫だよー」
と死んだ目をして返事をしてきたのが、この学園の卒業生で唯一のスタッフの兎田義仁さんだ。
兎田「え、死んだ目ってひどくない?」
あ「ホントのコトですから...」
兎田「...(汗」
?「早紀ちゃま!」
あ「ん?どうしたの奇凛ちゃん」
足にしがみつき話し掛けてきたのは奇凛ちゃん、いつもキリンのぬいぐるみを持っている可愛い女の子だ。
奇凛「あちょんでくだしゃい!」
あ「うん!何して遊ぶ?」
?「俺ともあそべ!」
あ「うわっ!?み、みんなで遊ぼねー!」
勢いよく背中に抱き着いきたのは、私の想い人である狼谷くんの弟の鷹くん...
あれ、そういえばまだ新しい子が来てないな...
そう思っていると
ガラ...
?「こんにちは、失礼しま...」
見掛けない顔の子が小さい子を抱っこしてドアを開けた。
すると、みんなは驚いたのか動きが止まり、どでででで!と走って私の後ろに隠れた。
?「えーと、今日からここで俺達も仲良しさせて貰いたいんだけど...先生は...」
あ「もしかして、君が新しくベビーシッター部に入る子?」
?「あ、はい!初めまして、鹿島竜一です。こいつは弟の虎太郎です!」
あ「私はここの部員の藤木早紀です!中学3年生だよ!」
鹿島「あ、俺も!」
あ「そうなんだ。よろしくね!」
そう言うと笑顔で「うん」と言った鹿島くん。
虎太郎「うっ」
あ「か、可愛い...」
虎太郎くんもちゃんと挨拶してくれた
鹿島「えっと...」
あ「あ、ごめんね?兎田さん起きて下さい!」
兎田「いててててっ!?(泣」
いつの間にか寝ていた兎田さんの耳を引っ張り起こた。
兎田「痛いよー、早紀ちゃん...あれ?」
あ「寝てるのがいけないんですよ?鹿島くん来ましたよ!」
兎田「あぁ、俺は兎田義仁、よろしくね」
鹿島「よ、よろしくお願いします」
そして、子供たちの自己紹介が始まった。
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さっちゃん(プロフ) - KAGUYAさん» コメントありがとうございます!これからもキュンキュンさせられるように頑張りますね!! (2018年4月8日 21時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - ずっとキュンキュンしっぱなしです!!!狼谷くんカッコイイし鷹くんも他の子供たちも可愛くてキュンキュンしてました!!応援してます!! (2018年4月7日 14時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - コメント&リクエストありがとうございます!頑張って考えてみますね! (2018年3月30日 20時) (レス) id: 87911e64bf (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - 自分以外の女の子に優しくする狼谷くんに嫉妬して喧嘩しちゃうのが見たいです!! (2018年3月28日 12時) (レス) id: 15b839c5dc (このIDを非表示/違反報告)
さっちゃん(プロフ) - 蛸薬師さん» コメントありがとうございます!神様だなんて言い過ぎですよ!?でも、ありがとうございます。これからもカッコイイ狼谷くんを書きますね! (2018年3月26日 14時) (レス) id: b8b026f766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2018年2月12日 22時