休日のひとコマ ページ1
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雑誌を置き「ん〜」とひとつ伸びをする。
ふと時計を見ると、もうとっくにお昼時間を過ぎていた。
ソファーからゆっくり腰を上げて髪の毛を結きながら進めば、すぐにたどり着く冷蔵庫。
中身を確認しながら頭をひねる。
…たいしたものないな
「お昼何食べるー？」
「何でもいー」
「何でもって」
「あんまお腹空いてないしなぁ」
気を遣わなくなった？
ううん、お互い自然体でいれてるってこと。
空気のように一緒にいるのが当たり前な存在ってことでしょう？
今私が座っていたソファーに目をやると、半ば寝転んだ状態でスマホゲームに没頭する、少しくせ毛の後頭部が見える。
「だめだ、材料ないから買い物行ってくるね」
「じゃあ一緒行く」
「その格好で？部屋着じゃん」
「いいよ、着替えるの面倒い。誰も見てないよ」
トキメキや高揚感が無くなった？
でも、信頼し合ってるし尊重し合ってる。
気持ちに余裕があるってことでしょう？
つまらない？
違う、落ち着いてるの。
愛が弱まった？
そんなことない。その分絆は強くなってる。
「ヨンス、髪の毛はねてる」
「どこ？直してA」
「ほら、ここ」
「サンキュ」
私の17歳の誕生日から始まった交際は、
次の秋で10年を迎える。
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エリ(プロフ) - こんばんは。このお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。しうちゃんのお部屋、公開されて真っ先に思ったのがマリアージュの部屋だ！と。しゅしゅさんまた続編書いていただけませんか？笑 ほんとに好きなんです。待ってます！ (2019年5月4日 0時) (
レス) id: 0581c9356e (このIDを非表示/違反報告)
むあ??(プロフ) - 久しぶりですこんなに泣いたり笑ったりしながらお話読んだの。本当に感動しました。キュンキュンしたし何より幸せでした。素敵な時間ありがとうございます！！ (2018年11月5日 20時) (レス) id: bff18baa55 (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - ひつじさん» 寝るためだけの家なのでリビングは寛げないですが、ミンソクのベッド、最高級です…おふっ(お願い寝かせて)ぐったりですよね、二人共…。明日からどうなるやら…。引き続き読んでいただけますように…(^^) (2016年9月8日 10時) (レス) id: 93830427c7 (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - yumiさん» yumiさん初めまして(^^)作品読んで下さりありがとうございます。…ひぃっ…！！ハワイアンシウミンに会ったんですか…？！しゅ、しゅげえ(拝)そうなんです、しうちゃんただ歩いてるだけなのに宇宙一かっこいいんですよね(？)引き続き、楽しんでいただけますように…！ (2016年9月8日 10時) (レス) id: 93830427c7 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - 寛げないリビング…予定外の流れ弾…（笑）わかり易過ぎる位の 表現ですね。二人とも ぐったり疲れた心と体を 休めて欲しいですね。ミンソクのベッド 寝心地いいだろうなぁ…♪ (2016年9月7日 10時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅしゅ
| 作成日時：2016年8月30日 22時
