親切な王子様 ページ1
……タバタバタバタッ！
ガラッッ！
「A！！ねぇ！！大変！
名前！名前！分かったのっっ！！ごほっ！」
…朝から興奮して教室に入ってきたのは
コ・イェナ、私の無二の友人。
「イェナ、落ち着こう。
鼻の穴いつもより大分広がってるよ。
鼻息に飛ばされそうだわ」
YN「そりゃ鼻の穴も広がるわ！
ねぇ、セフン！セフンだってーー！！
セフナって呼ばれてたっ…!！」
セフン…
あぁ、イェナの王子様ね
「朝から会えたのね、王子様に。
よかったね、イェナ」
YN「あーもう朝からキラッキラなのっ！
セフ…セフナ！きゃー！」
「突然馴れ馴れしいなっ」
目をハートにして
セフナセフナ連呼するイェナは、
そう、セフン…さんに恋をしている
イェナの調査によると、
私たちの高校の
隣駅にある男子校に通う同じ2年生
半年ほど前、
イェナの乗っている電車に、
腰の曲がったお婆ちゃんが
大きな荷物を抱えながら乗ってきたそう。
隣に座っていたらしいセフンさんは、
お婆ちゃんに気づくとすぐに立って席を譲り、
荷物を棚に上げてあげたんだって…
ここまではよくある小さな親切話。
この後がすごいんだ
お婆ちゃんに降りる駅を聞くと
「タクシー乗るまで一緒に行くね」と言って、
駅に着くと荷物を持ち、座っていたお婆ちゃんの
手を取って降りていったんだって…
涙が出るほど良い話…くぅ
しかも、モデル並みのルックスらしい彼が
お婆ちゃんに話しかけた時に見せたという、
懐っこいふにゃっとした笑顔の魅力に…
その場に居合わせたイェナは、
もう完全に、
完っっ全に
ノックアウトだったんだって。
私とイェナは電車も乗る方向も同じだけど、
朝も帰りも、私の方が時間が早いから
セフンさんに会ったことはまだない。
「会ってみたいなぁ、王子様」
YN「マジで会わせたい！
みんなすんごいかっこいいんだから！」
イェナの話では、
帰りは部活の仲間なのか、
数人でいつも電車に乗ってるらしい。
その仲間たちもそれぞれ
中々なルックスなんだとか。
むしろキラキラ軍団はやたら目立っていて
車内の全女子が見惚れてるっていうから…
一度拝見したいものだよ
そういえば、
朝の彼も同じ高校なんだよな…
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しゅしゅ(プロフ) - めぐさん» めぐさーーんっっ！え、え？ずっと呼んでましたよ！大声で！！改めましてオソオセヨー！新作も読んでくださって嬉しいです…どうしましょ、わわわ私にもペンが！いやいや、恐れ多いです。シウベクに怒られます← ムフムフさせられるかなぁ、、(弱気) (2016年1月18日 23時) (
レス) id: 624541fcfc (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - しゅしゅさーーーん！こーんばーんわー！呼ばれてないのに、来ちゃいました！やっぱり、しゅしゅさんのかく話好きです！しうべくペンだけど、しゅしゅペンです！すてきみんそくにムフムフしちゃいます、あは(^^) (2016年1月18日 21時) (レス) id: e978da6f3f (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - momo55さん» momo55さーん！！初めまして、ご訪問ありがとうございます！m(._.)mミンソクさん大好き…わわわっ！奇遇です！！私もです！！← 最後まで読んでいただけるよう、頑張って書きますのでよろしくお願いします！ (2016年1月17日 10時) (レス) id: 624541fcfc (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - ちぇるんさん» わー！！ちぇるんさーん！！お久しぶりです！またまたお会いできて嬉しゅうございます！一瞬呼吸止めちゃったのにつまらなかったらごめんなさい！← しうちゃんに頑張ってもらわなきゃ、、、 (2016年1月17日 9時) (レス) id: 624541fcfc (このIDを非表示/違反報告)
momo55(プロフ) - こんにちは！はじめまして。続き楽しみにしています☆ﾐﾝｿｸ大好き(笑） (2016年1月17日 0時) (レス) id: f942c36e6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅしゅ
| 作成日時：2016年1月14日 15時
