ふたりなら ページ49
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「ミンソクと毎日会えないなんて、死んじゃうかもしれない」って、ギョンスに相談したくらい。
でも「馬鹿なこと言ってないで就活して」って冷たくあしらわれた。案の定。
…私にとっては深刻なのにさ。
まぁ実家は近いから、全く会えないことはないけど、さ…
MS「Aー」
目線を下に落としていると優しい声が聞こえて、
ミンソクの方を向く。
「なに？」
MS「俺が無事に教師になったら、一緒に住もっか」
「………んえ？」
MS「んえ？」
突然降ってきた言葉に、目をパチパチさせる私の真似をするミンソク。
一緒にって…それって、
同棲…？
ミンソクと？同棲ーー？！
MS「いや？」
頭をぶんぶん振る。
MS「おおお、もげるぞ」
「嫌なわけない！！」
MS「んはっ、声でか！」
……あれ、
「…でも…教育者が同棲って体裁悪くない？」
MS「そりゃそうだ」
笑って言うと「そうだけど」と言葉を続ける。
MS「先の予定があれば良いんじゃない？」
「……それって」
また目をパチパチ、真似される。
それって…
MS「本当は仕事が安定してからの方が良いのかなとは思う。でも…」
ミンソクの言葉をただ聞くことしかできない私の頭を撫でながら「ふ、」と意味深に笑った。
？
MS「Aに、寂しくて死なれちゃ困るし」
「っわーー、！」
…ギョンスぅぅ！！
恥ずかしさで、顔を膝に埋める。
「口は堅いと思ってたのに。ラスボス…」
そんな私の髪の毛先でクルクルと遊びながら、けらけら笑うミンソク。
「余計な………ナイスアシストを」
MS「ふははっ」
…さすがラスボス。
MS「しばらくは共働きさせちゃうし、式も直ぐには挙げられないけど…」
笑ってた顔が…ちょっとだけ思い悩んだ顔に変わった。
ミンソクのことだ。
きっとすごく真剣に考えてくれた。
いつも私のことを分かってくれる。
大切にしてくれるんだ。
改めてそう思ったら、幸せでいっぱいで堪らない。
堪らなくて…
顔を上げ、そのまま勢いよくミンソクに飛びついた、
MS「、わ」
ぎゅううぅ…、
遠くから聞こえるみんなの騒ぎ声なんて無視だ、無視。
MS「…公然プレイに目覚めたか」
「知ってる？刺激はクセになるんだよ」
そう言うと、
今度は私からミンソクに顔を近づけた……
目覚めのミンソクスペシャル…
そんな日も…そう遠くはない。
-おわり-
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phobia(プロフ) - 信じられないほど最高でした… 嫉妬するミンソク、たまりません。。 (2021年8月1日 1時) (
レス) id: b8027fda80 (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - ひつじさん» ひつじさん〜！やっと書けました。実は元々考えてた設定で、ペクちゃん、本当はべくちゃんちの白い犬だったんです(笑)なので最後に登場させてみました！ワンピース増えてますよ〜(^^)ミン坊が喜びますからね。 (2016年9月2日 18時) (レス) id: 93830427c7 (このIDを非表示/違反報告)
ひつじ(プロフ) - ミンソクちゃんを おさらいしてたらミン坊の更新が！確かに 分かりやすい嫉妬は しなさそうですよね。今回は ペクちゃんではなく、ベクちゃんのアシストでしたね（笑）ミン坊が ミンソク先生になるんですねぇ…。専属スタイリストによって ワンピースは増えたかしら？ (2016年9月1日 9時) (レス) id: 6fa124c712 (このIDを非表示/違反報告)
空飛んでみる(プロフ) - ほんとうですよ！！これからも楽しみで仕方ないです！ (2016年7月23日 4時) (レス) id: 6029367bf5 (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - 空飛んでみるさん» わー(;_;)めっちゃ面白かったありがとうございます(;_;)本当ですか？ものすごーく嬉しいです！！可愛いしうちゃんに愛されまくってください(真顔)そひて私もギョンス大好きですー！ (2016年7月22日 17時) (レス) id: 93830427c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅしゅ
| 作成日時：2016年5月11日 22時
