＊ ページ38
MS「おーもちろん」
私に抱きつかれたまま、動かなかったギョンスが
優しく抱きしめ返してくれる…
片手は私の頭をそっと抱えて
KS「ごめん…明日発つこと黙ってて」
「…そうだよっ！ひどいよっ明日なんて…
私バイトだし、見送り行けない…っ」
KS「いいの、チャニョル来るし。
それに…空港でこんなに泣かれたら困るよ。
置いて行くのが辛くなるから…。
俺だって…子離れ出来てないんだよ」
ぎょんちゃんママぁ…
「…ぎょんちゃん…っ、今までありがとう…
身体壊さないように…イタリアで頑張ってね？
いつも、いつも応援してる…」
泣きじゃくる私の頭を、あやすようにゆっくり撫でてくれる
KS「うん、Aも…。困ったことはすぐに、
何でもミンソギヒョンに言うんだよ」
「うん…ぎょんちゃん大好きーーっっ」
「うん、僕も」
息が止まるほど抱きしめる力を強くする
KS「…苦しいんだけど」
体を離すと苦笑いしてるギョンス
わんわんと泣いたから、
最後は笑顔でバイバイすることが出来た。
子供みたいに泣いたせいで、なかなか
呼吸の整わない私の手をしっかりと握り、
マンションまで送り届けてくれるミンソクさん
MS「ルハンもギョンスもかっこいいよなぁ、
俺も頑張らないとだなー」
「私も…一緒に頑張ります」
MS「そうだよ、そんなに目が腫れるまで泣いて…
俺たち、来月からは同じ会社なんだよ？
Aちゃんは、嬉しくないの？？
俺は嬉しくて仕方ないのに……」
あ、拗ねて…る？
「もちろん嬉しいですよぅ」
MS「うむ、ならばよろしい。
…ちゃんとお別れできてえらかったね」
「みんそくさん、ありがとう…」
MS「…いや、やっぱりよろしくない。
『ありがとう』じゃ全然足りません」
また頬っぺたを少し膨らます
「…拗ねてるの？」
MS「うん、拗ねてるね。
だって俺だけ今日、Aちゃんに一度も抱きしめられてない。大好きって言われてない」
口を尖らせて言うミンソクさん
…なんですか、この可愛い生き物は
たまらずぎゅーーーっと抱きつく
「大好きー！みんそくさんが一番好きー！！」
MS「…当然だ。
…あーーーギョンスの匂いがする。
匂いが移るまで抱きしめるなんて、俺許してないのに…もう知らない」
「知らないって言わないでーー」
MS「…ばか」
「ばかも言わないでーー」
MS「…帰る」
「帰らないでーーーーーーー！！！」
今夜のミンソクさんは、
なかなか機嫌が直りそうに…ない…かも？
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うなぎ(プロフ) - 心が温まるお話をありがとうございました。読むたび読むたび幸せな気持ちになって胸がいっぱいになりました！素敵なお話をありがとうございます！！！！！ (2019年9月9日 17時) (
レス) id: ece4d0af74 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 以前に読ませて頂き、もう一度読みたくなり必死に探しました！主人公ちゃんの心の成長とそれに寄り添い支える甘々のミンソクさんとのお話本当大好きで、読めば読むほど心が温まり涙があふれ優しい気持ちになれます！本当大好きです！素敵なお話に感謝です！ (2019年4月9日 12時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - アルムさん» (続き)→ もーーひどいもんです(笑)でも、1番楽しく書いた作品かもしれません(o^^o)なので、優しいコメント本当に嬉しいです！！こちらこそアルムさんとの出会いに感謝です。コメントありがとうございました。 (2017年3月9日 10時) (レス) id: fb6e3c700e (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - アルムさん» アルムさん。返信遅くなりすみません。久々にサイトに来たら嬉しいコメントに心温まりました~（ ; ; ）初めて書いたこの作品、見直すのも恥ずかしくてできないしゅしゅであります。何も考えずにただ思いのまま書き留めたので…→ (2017年3月9日 10時) (レス) id: fb6e3c700e (このIDを非表示/違反報告)
アルム - 気づいたら読み終わってた… 求めていたしうちゃんがそこにいて、口角が上がりっぱなしでした笑 しゅしゅさんの言葉、とっても素敵で、私の好みどストライクです(*´∀｀*) このお話、しゅしゅさんに出会えたことを嬉しく思います。素敵なお話をありがとうごさいました！ (2017年3月3日 20時) (レス) id: 2420934c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅしゅ
| 作成日時：2015年11月30日 17時
