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その後、
ジンギさんとの電話からやっと戻ってきたハンナは、ルハンさんと厨房チームのテーブルへと移動し、
私とミンソクさんだけが残った
MS「Aちゃん…
料理長とギョンスのところ行かないの？」
「料理長には一番初めに挨拶したの。
ねぇみんそくさん…ギョンスね…、
明日発つんだって…さっき聞いたの…」
MS「…そっか。それで落ち込んでたのか。
でもさ、だったら尚更ちゃんと送り出してあげないと…Aちゃんきっと後悔するよ？」
優しい顔で私の手をそっと握る
…そうだよね。
分かってはいるんだけど…
「みんそくさぁん…私ね、
心の準備ができてなかったから
ギョンスになんて言ったらいいのか…」
MS「大丈夫だよ、ギョンスは。
Aちゃんの気持ち、よーく分かってるから…ね？」
魔法の手は、今日も私を安心させる。
送別会は、料理長がほろ酔いで眠くなったのを
合図に締めとなった。
二次会にカラオケへ行く人は移動し、
ハンナとルハンさんは、方向が同じだからと
タクシーで帰って行った
ミンソクさんと店の外に出ると、
料理長を見送ったギョンスが待っていて…
KS「A、いい加減機嫌直してよ…」
じーっと私を見るギョンスと目が合うだけで、
鼻の奥がつーんと痛む。
そんな悲しい顔をさせたいわけじゃない…
今日が…最後なのに…
「…ふぅ…っ……」
こみ上げてくる寂しさは、
もう抑えることが出来なくて。
次から次へと涙が溢れ出て止まらない…
しゃくり上げて泣いて、言葉も出ない私の背中を
「ほら」って、ミンソクさんがそっと押して
私はギョンスに思いきり抱きついた
「…っ…ひ……っ、ぎょん、ちゃ…ん」
ギョンスのいつもの香水の香りが、鼻をかすめる
KS「…ヒョン…、今日だけ…いいですか？」
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うなぎ(プロフ) - 心が温まるお話をありがとうございました。読むたび読むたび幸せな気持ちになって胸がいっぱいになりました！素敵なお話をありがとうございます！！！！！ (2019年9月9日 17時) (
レス) id: ece4d0af74 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 以前に読ませて頂き、もう一度読みたくなり必死に探しました！主人公ちゃんの心の成長とそれに寄り添い支える甘々のミンソクさんとのお話本当大好きで、読めば読むほど心が温まり涙があふれ優しい気持ちになれます！本当大好きです！素敵なお話に感謝です！ (2019年4月9日 12時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - アルムさん» (続き)→ もーーひどいもんです(笑)でも、1番楽しく書いた作品かもしれません(o^^o)なので、優しいコメント本当に嬉しいです！！こちらこそアルムさんとの出会いに感謝です。コメントありがとうございました。 (2017年3月9日 10時) (レス) id: fb6e3c700e (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - アルムさん» アルムさん。返信遅くなりすみません。久々にサイトに来たら嬉しいコメントに心温まりました~（ ; ; ）初めて書いたこの作品、見直すのも恥ずかしくてできないしゅしゅであります。何も考えずにただ思いのまま書き留めたので…→ (2017年3月9日 10時) (レス) id: fb6e3c700e (このIDを非表示/違反報告)
アルム - 気づいたら読み終わってた… 求めていたしうちゃんがそこにいて、口角が上がりっぱなしでした笑 しゅしゅさんの言葉、とっても素敵で、私の好みどストライクです(*´∀｀*) このお話、しゅしゅさんに出会えたことを嬉しく思います。素敵なお話をありがとうごさいました！ (2017年3月3日 20時) (レス) id: 2420934c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅしゅ
| 作成日時：2015年11月30日 17時
