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それなのに、




「大倉、お前Aと知り合いなのか?」



って編集長が大倉くんに聞くから、私は全力で首を振ってたのに



「はい!研修の時に、A先輩からご指導いただいてました!」



満面の笑みで言い切った



おいふざけんな…!!



「おお〜、それならAに大倉の教育係を任せたよ」




ええ〜って女性社員の嘆きが聞こえる





ええ〜って言いたいのは私だよ!!!





なんでよりによって!?




大倉くんは周りの声になにも反応せずに私の隣のデスクに来て、



「よろしく、Aちゃん」



私にしか聞こえない声で、ウインクしながら言った




お前はどこのアイドルだよ……




「ちゃん付けとか絶対やめて」



睨みながら言いつけてやった




「相変わらず冷たいなぁ…」



分かりやすくしゅーんて落ち込む大倉くん


そんなんで騙されないから!!


めんどくさいからほっといたら、黙々と段ボールから荷物を取り出してデスクを整理し始めた

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作者名:machi | 作成日時:2017年10月9日 23時

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