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「…ん」って横山さんが私を部屋に入れる
パタンてドアが閉まってその瞬間、手を引かれてあっという間に横山さんの胸の中に収まった
「横山さ…」
ギュッと抱きしめられて、微かにタバコの香りがした
そのまま身体を離されたと思ったら、今度は啄ばむようなキスが降って来た
「…ん…まっ…て……」
まだ、シャワー浴びてないのに……
仕事終わりで、居酒屋行って、絶対汗臭いのに……
横山さんのキスは、どんどん深くなる
キスをしながら、部屋の奥へ進んで、そのままベッドに押し倒される
横山さんは、ベッド横にあるテーブルに、左手にはめていた指輪を外して、置いた
ああ、『始まり』の合図だ
パチンて電気を消して薄暗くなった
スーツを脱いで、私の上に跨る
ネクタイを外す横山さん
この仕草が、好きだ
そのままワイシャツも脱いで、月明かりに照らされる横山さんの身体は、美しい
白くて、程よい筋肉がついてて、思わず顔が赤くなるのを感じた
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作者名：machi | 作成日時：2017年10月9日 23時
