おおかみ彼氏 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,348 hit

◎ 3 ページ3

_ silk

「なんなの、お前さっきから。」

よくわかんねえけど、ずっーと

じゃんぷしてんの。

「シルク嬉しくないの ?!

Aちゃんとご飯だよ !! 」

「でも、ヤクルトジャンパーが

じゃんぷしてても意味ないだろ。」

「ぴょーん。」

「ぜんぜんとべてねえ、笑」

.

『おまたせ。

ほんと仲いいね、ふたりとも。』

「 Aちゃん！」

だほがAに駆け寄るのを

引き留める。

「え、なに。」

ふたりとも俺を不思議な目で見つめてくる。

なんか、だほが近寄ってるのを

見てるだけで変な気持ちになるんだよな。

さっきだってそう。

ふたりで飲みにいく話が聞こえてきて、

とっさに出た言葉が

「俺も行く。」だった。

『どした、シルクくん？』

もしかしたら、俺 _______

んなわけねえか、

「いーや、なんでもね。

ほらいこーぜ飯。」

「あ、うん。」

『はあい。』