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ヒナミは寂しがっていた。
〔CCG〕に追われている身であるので
しかし、カネキの力になれずに読書をする日々。
ある日、ヒナミは真っ白な尾を見つけた。
ここは家の中だ、どうやって入ってきたのか。そろりと見れば、目を見張った。
雪の様な真っ白な毛並みに、鋭い目。凛とした、
一匹の狐だった。
驚かさないようにゆっくりとしゃがみ。手を出す。
狐は鼻先を近付け、匂いを嗅いだ。
危害が無いと分かったのか、狐は自らヒナミの掌に擦り付けた。想像以上の気持ち良さにヒナミは喜び、そのまま抱え込んで、カネキの元へと向かう。
カネキに見せれば、驚かれた。
目を輝かせたヒナミのお強請りにカネキは折れ、白い狐を飼う事を許した。
それからヒナミは毎日狐の毛繕いをした。
そのお陰か、狐の毛並みはもっと良くなっていった。
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水無月(プロフ) - 江月@審神者さん» コメントありがとうございます!これからも楽しんでください!! (2016年11月24日 23時) (レス) id: 07c7ef19ca (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 輝崩さん» 返信が遅れてしまいすみません。楽しんで下さりありがとうございます!ゆっくりですが更新頑張ります!! (2016年11月24日 23時) (レス) id: 07c7ef19ca (このIDを非表示/違反報告)
江月@審神者(プロフ) - 読んでいて、とても世界観に引きずり込まれました。とても面白かったです更新頑張ってください! (2016年11月24日 22時) (レス) id: 0664057f14 (このIDを非表示/違反報告)
輝崩 - 今朝、一気見しました。ストーリーが進むごとに面白くなって時間を忘れてしまいます。僕は主人公の戦い方が面白くていいと思いました。忙しいかもしれませんが、頑張ってください! (2016年11月23日 9時) (レス) id: bf154c7490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2016年11月13日 20時