#116《使命》 ページ17
？？？side
「･････････ここは･･･」
自分の掠れた声に驚いた。
ゆっくりと上半身を起こせば、どこかのマンションなのか、イヤに生活感の無い部屋。
「おはよう」
同じ部屋に居たが餓鬼に気が付かなかった。
「いや、今の時間はおそよう？」
餓鬼はマグカップを手に立っていた。
「っ！」
見るからに年下の奴じゃなかったら、少しは俺のプライドは傷つかなかったかもしれない。
長い髪から覗く、女かと見間違えそうな顔。服の上から分かる、細っこい身体。
「女かと思った？この髪じゃあそう思うよね〜
まあ、めんどくさいだけなんだけど」
手に持っているマグカップを飲み、ゴクゴクといい飲みっぷりだ。匂いからコーヒーが入っている。
「んで、俺との約束憶えてる？」
「はぁ？」
そんな約束をした会話なんてしてねぇ。
「つっても、俺が一方的にしただけなんだけどねぇ〜」
ケラケラと笑いながら俺の前に胡座をかく。
「｢もし生きてたら、俺の下につくこと｣っていう約束〜」
にこにこと機嫌良く会話を進める。
「いかなる時でも俺の事を最優先
例え火の中、水の中
手足が千切れようが、俺のピンチに駆けつける
それが、俺の下につく奴の使命」
「んなこと聴けるか」
ピシリ、俺の背中に
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水無月(プロフ) - 江月@審神者さん» コメントありがとうございます！これからも楽しんでください！！ (2016年11月24日 23時) (
レス) id: 07c7ef19ca (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 輝崩さん» 返信が遅れてしまいすみません。楽しんで下さりありがとうございます！ゆっくりですが更新頑張ります！！ (2016年11月24日 23時) (レス) id: 07c7ef19ca (このIDを非表示/違反報告)
江月@審神者(プロフ) - 読んでいて、とても世界観に引きずり込まれました。とても面白かったです更新頑張ってください！ (2016年11月24日 22時) (レス) id: 0664057f14 (このIDを非表示/違反報告)
輝崩 - 今朝、一気見しました。ストーリーが進むごとに面白くなって時間を忘れてしまいます。僕は主人公の戦い方が面白くていいと思いました。忙しいかもしれませんが、頑張ってください！ (2016年11月23日 9時) (レス) id: bf154c7490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 | 作成日時：2016年11月13日 20時
