#050【二人】 ページ1
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お昼頃ぶらぶらと歩いていると二人の女性が近付いてきた。
「あの〜」
ボブカットの女の子が声を掛ける。
「ん〜？」
反応するだけで頬を赤く染めるなんてチョロ過ぎじゃないのか。
「この後お暇ですか？」
ポニーテールにシュシュをした女の子がお誘いをしてきた。
「こんなに可愛い女の子たちに誘われちゃったら断れないな」
困ったように笑う。
すると、女の子二人はぱあっと顔を明るくさせて喜んだ。
「私素敵なカフェ知ってるんですよ〜」
俺の左手を掴み先導するように引っ張るポニーテールの子。
「あたしミキって言いますっ」
空いてる右手を掴み名乗るボブカットの子。
「私はマリでーす」
負けじとボブカットの子もアピールする。
「俺はショウ、よろしくね」
適当に名乗り、素敵なカフェまで質問攻めにあったが真っ赤な嘘で答える。この前喰べたのでお腹は空いていないから、喰べる気は起きない。
(どうやって遊ぼうか)
俺の頭の中はどうやって二人の仲をめちゃくちゃにしようかという考えしかない。
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水無月(プロフ) - 匿名αさん» 勿体ないお言葉ありがとうございます！別のアカウントからですが、また更新できるように頑張ります！！ (2016年9月28日 17時) (
レス) id: 07c7ef19ca (このIDを非表示/違反報告)
匿名α - この世界感いいですね、話に見られちゃいました。ランキング上位でなくともこの作品はそっと知られてほしい知る人ぞ知る名作だと思いました。これからも楽しみにしてます (2016年8月22日 10時) (レス) id: 56ecc6175d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 x他1人 | 作成日時：2016年5月25日 18時
