15 ※ ページ15
.
決して離さぬようにきつく抱き締めると、
ウォヌは、それを受け入れてくれた。
慣れたように私の身体を撫でてはほぐし、
器用に舌を絡ませる。
『ふゥ...ッ』
ウォヌ『ンッ。』
官能的、
身体が芯まで熱されて、
ウォヌの匂いが身体に染み付いていく、
とても心地がいい。
ウォヌ『ッ....ンッ。きもち、いい?』
『アッ、....ンァ、う、ん。』
慣れた手つきで私のイイとこを探っては解す。
重くのしかかってくる体重に、鼓膜を揺らす低い声。
その全てに思考が回らなくなる、
頭がふわふわしてきて、
彼を受け入れる頃には、もう言葉すら出ない。
ただ気持ちがよくて、
ウォヌを見つめることしか出来ない。
『ヌゥ、ッ。』
ウォヌ『クッ、、Aッ。』
『ウォヌ、ッ、、ンっ、、、。』
ウォヌ『.......もうッ、無理かも。』
最後の最後、彼は必ず私の胸元を噛む、
くっきりとした赤い花が咲いて、
私は貴方のモノだと思わされる。
骨の芯まで溶かされるような、そんな感覚に襲われる。
『あぁッ、!』
ウォヌ『ンッ!』
息を詰めて、吐き出す。
膜越しに、じんわりとした熱が広がった。
完全に体力を使い果たした私達は、
乱れた呼吸を整えながら、ただお互いを抱きしめ合う。
私はこの瞬間が好きなんだ、
ことの後、2人で抱き合う時間が。
736人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ozu__(プロフ) - 素敵なコメントをありがとうございます。 (2022年3月2日 13時) (レス) id: bfe25aa6c9 (このIDを非表示/違反報告)
びぃだま - 更新してくださって感動です!!!なんだか文学的と言うか、伏線が散りばめられていて面白いなと思ってたので…これからもお時間のあるときに是非更新してください! (2022年3月2日 1時) (レス) id: 4179bc5d94 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - 好きな作品です!更新楽しみにしていますね! (2020年10月14日 0時) (レス) id: 6918a06ad7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ozu__ | 作成日時:2020年4月23日 13時