Fear (ページ23)

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ジョシュアside

スニョン『........って、ことがあったんですよ。』

スンチョル『だから、皆で残ろう、と？』

知らなかった、まさか
こんな時間に一人で歩いて帰っていたなんて、

『Oh no....。』

スングァン『オーノー、』

ウジ『残念だけどスングァナ、似てない。』

ジョンハン『メンバーとか気にしてないの？俺はそっちの方が気になるんだけど、』

あんなに、可愛くて優しい子なのに、
メンバーはお迎えの一つもしてくれないなんて。

スニョン『なんか、本人が言うには、時間が合わないかららしいけど、ホントの事はよくわかんない。』

『事情があるのかもしれないよね、』

いじめ、とか？

スンチョル『.........とりあえず、明日から皆で残ろう。居残り届け、だし行ってくるよ。』

何とも言えない、

ずっしりとした空気が流れ始めた。

心配だ、

つい最近、
近くの宿舎でそういう事件があったばかりだし、

『はぁ。』

一人、街灯の明かりを頼りに歩く姿を思い浮かべて
ため息が漏れる。

考え始めると止まらない。

元々、一人で考え込むことが多いぶん、不安が大きい。

重々しい空気の中、口を開いたのはスングァンだった。

スングァン『あのさ、Aちゃんの事なんだけどね、』

スングァン『あのヨジャグループで、上手くいってないって話、、聞いたんだよね。』

想像も付かなかった事実に、僕達は目を見開いた。