スシ : とは ページ8
なんとか食べれそうな魚を見つけ、〆てから服を着る
「は〜ちょっと時間掛かっちゃったね〜」
ね〜イルm、と顔を向けたが途中で言葉を失う
先程まで黒髪ロングの整った顔立ちのイルミとは打って変わって
顔面に針を刺しカタカタカタと音を鳴らしている男がいたからだ
「…うわぁ。」
「ちょっと。引かないでよそんなに変でもないでしょ？」
「イルミって自分の顔にまで針刺す性癖あったんだね…セルフドMプレイはもう少し離れたところでやってくれない？」
そう言うと無表情で腕を捕まれギリギリっと力を入れられる
「いいいいいだいいだい！！折れる！」
バッと離し腕をさする。アイツ本気で折るつもりだった…
軽口を叩きながらも試験会場に入りそれぞれの持ち場に行く。
「う〜ん…スシってなんなんだろう」
握り飯って言ってたから、手で握って作るんだろうけどあのメンチとかいう女の前にある醤油と橋を見るからにおにぎりではないし…卵焼きみたいな感じの大きさなんだろう、
魚も身を使うンだろうなぁ…ん〜とりあえず適当に握って、その上に魚の切り身でも乗っけとくか
「よ〜し完成！」
試験官の所へと持っていく。
「ふ〜んどれどれ…お。やっとそれらしいものが出てきたじゃない。」
「げーっ！Aスシってなにか分かってたのかよ！」
と何処から出てきたのかキルアがそう言う
「いや、わかってたって言うか、試験官の箸と醤油皿みてこれくらいの大きさかなぁって」
「ん〜、ま、味はやっぱ素人ね。不味くはないけど美味しくもないわ。でも知らなかったのに与えられたヒントだけで観察し正解に導き出した。ギリギリ合格よ。」
「やった」
「(あのメンチが褒めるなんて、この女の子なかなかやるなぁ)」
それから合格者は1人も出ず、二次試験合格は私一人だけだった。
ヒソカがこの試験官2人に粘っこい殺気をだしている
トードーとかいう男もでしゃばり、合格者1人ということにブーイングを起こす受験生達。
険悪なムードになった会場に、聞きなれた声がした
「それはちと厳しすぎやせんか？」
飛行船から1人、飛び降りた
会場がざわめく
彼女、Aだけはそれが誰か確認出来ていた
「久しぶりじゃん？ネテロ。」
「久しいのぉ、Aや」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 553人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
す ズ き(プロフ) - つららちゃんさん» わああコメントありがとうございます！；；とても励みになります！；； (2020年4月6日 14時) (
レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
つららちゃん(プロフ) - イルミ(T . T)すごく面白いです！こんな素敵な作品をありがとうございます(T . T) (2020年4月6日 5時) (レス) id: 74f4862074 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - 更新待ってました〜！ゴン可愛いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月8日 13時) (レス) id: 88cce883b3 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - ＊エアメル＊さん» エアメルさん〜；!!応援は嬉し過ぎますありがとうございます； (2018年8月26日 21時) (レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
＊エアメル＊(プロフ) - ま、まままさか返信してもらえるなんて...！！ありがとうございます！応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c3939000f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：す ズ き | 作成日時：2018年4月9日 16時
