懐かしのキルアとゴン ページ43
「んじゃ、私部屋に戻るからね」
「ハイ♡おやすみ♡」
ひらひらと手を振って自室へと足を運ぶ
「ん〜…っと、確かここ…ん？」
私の部屋の中なのに人の気配がする
2人……見知った気配
知り合いかな？
扉を開ける
「わっ！」
「A！！」
扉を開けた途端
キルアとゴンが、抱きついてくる。
正確にはキルアは近くで見てるだけで、ゴンが抱きついてるだけなのだけれど
「ゴン〜！」
「えへへ、久しぶりだね！Aさん！」
わしわしと仔犬のようなゴンを撫でる
それを少し羨ましそうな顔で見るキルア
可愛いなあ
「二人共、もう念は覚えたんだね？」
「あァ、まァね。Aも知ってたんだな、念。」
「うん、二人くらいの年齢の頃にはマスターしてたよ、全部ね」
「わぁ、やっぱりAさんは凄いや！！」
「ま、才能って奴かな〜ヒソカの方が私よりちょっと上だけどね」
荷物を置いてベッドに座る。その横にちょこんっと座るゴンと、元から部屋にあった椅子に座って飴を舐めるキルア
そこから大分話し込んで、子供はもう寝なきゃいけない時間になった
「あっ、もうこんな時間。キルア！部屋に戻ろ！Aさん、またここに来てもいい…？」
「うん、良いよ。
あ、あとキルアと少し話したい事あるからゴン君先に行っててくれる？」
ゴンは？と顔をするもすぐ分かった！と言って「おやすみキルアー！Aさーん！」と部屋を出ていった
可愛いなあ
「…なんだよ、話って」
「試験の後、どうだったの？」
ゴンが居なくなったからか、ベッドに座る私の隣にキルアが来た。
「…別に、ゴン達が迎えに来て、んでここに来たって感じ。」
「嬉しかった？」
「…まァね、」
「そっか、最高の友達が出来て良かったね」
くす、と笑ってキルアの猫っ毛な髪を撫でる。
「……試験の時さ」
「うん」
「A、言ってただろ。ココで友達作らせて裏切られた時に痛い目見れば分かる、って」
「うん。」
「アレ、イルミの話の流れを切って、俺の為に言ってくれたんだろ？」
サンキュな、と私の顔をじっと見て言うキルア
…分かっててくれてたんだ
「キルア、」
キルアをギュッっと抱き締める
深く
「わ、ｯ､な、何だよ！」
照れてるのか、じたばたと暴れるキルア
「じっとしてて」
「…わーったよ」
私の腰に手を回すキルア
壁には月明かりに照らされた抱き合う男女の影が映る
ゆっくり時間は過ぎていった
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す ズ き(プロフ) - つららちゃんさん» わああコメントありがとうございます！；；とても励みになります！；； (2020年4月6日 14時) (
レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
つららちゃん(プロフ) - イルミ(T . T)すごく面白いです！こんな素敵な作品をありがとうございます(T . T) (2020年4月6日 5時) (レス) id: 74f4862074 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - 更新待ってました〜！ゴン可愛いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月8日 13時) (レス) id: 88cce883b3 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - ＊エアメル＊さん» エアメルさん〜；!!応援は嬉し過ぎますありがとうございます； (2018年8月26日 21時) (レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
＊エアメル＊(プロフ) - ま、まままさか返信してもらえるなんて...！！ありがとうございます！応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c3939000f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：す ズ き | 作成日時：2018年4月9日 16時
