昔話 ページ40
ムカついてその瞬間に殺しちゃったけど！
で、念について街に行って色々聞いたんだ
天才的なセンスのせいかな？もうピタッとまとわりついてたから死ぬことは無かったけど
あのまま垂れ流しだったら死んでたんだってね！
後から聞いてゾクッとしたよ
そこから念を磨いて
ヒソカも年を使うようになってって感じかな、
そこからは自由に生きたし、色んな人に出会った。
数え切れないくらい殺したし、
それで今がある、って感じ
｢どう？満足？｣
｢あァ、それにしても矢張りお前は未知数だな、｣
｢なにそれ、褒めてる？｣
クロロは、目の前居る意中の女性、Aを見つめて
恐怖を覚える
年端も行かない頃から念を覚えて無意識に習得している。
自分達も似たような物だが、
淡々と母親の事などを喋るAの無機質さにゾクッとした
そして惹かれる
クロロもまた、似たような無機質な人間だからだ
人を人として見ず、利用出来たら利用して殺し、利用出来ないなら殺す。
勿論それはヒソカや旅団もそうなのだが
アイツらは人間味がある。
まだ優しい方だ
だがクロロ含めAも、喜怒哀楽はあるが
それが本当だとは思えないし
人間味が無い。
優しいが残酷である
掴み所が無いからこそ、奇妙な感覚を覚えるのだろう。
2人はそういった面では似ている所がある。
当事者たちでさえ、自分の事を良く分かっておらず、また自分に価値がなく、興味が無い
かまってほしいわけでも、自己犠牲精神でもなく
本当に心の底から自分に価値がないと思っている節がある。
それは取引で人質にされた時、この2人の場合はそれが強く出る。
｢矢張り、Aと居ると気が楽だな、面白いよ。｣
｢んふ、ありがと。私もそう思うよ。｣
｢いつかヒソカからお前を盗む。覚悟しておけよ｣
｢あーら、何それプロポーズ？酔ってるの？｣
ふふ、と笑う
｢あぁ、酔ってるのかもな。今日はもう寝ようか。｣
｢そうね、おやすみクロロ｣
｢あぁ、おやすみ。｣
夜の色が深くなって、月の淡い光の色がホテルの一室に差し込む。
絵になる男女二人は指名手配犯と、幻影旅団の団長だ。
それなのに
お互い安心しきって寝ている。
警戒心ゼロとはこの事。
夜の色と共に2人の意識も深く沈んでいった。
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す ズ き(プロフ) - つららちゃんさん» わああコメントありがとうございます！；；とても励みになります！；； (2020年4月6日 14時) (
レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
つららちゃん(プロフ) - イルミ(T . T)すごく面白いです！こんな素敵な作品をありがとうございます(T . T) (2020年4月6日 5時) (レス) id: 74f4862074 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - 更新待ってました〜！ゴン可愛いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月8日 13時) (レス) id: 88cce883b3 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - ＊エアメル＊さん» エアメルさん〜；!!応援は嬉し過ぎますありがとうございます； (2018年8月26日 21時) (レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
＊エアメル＊(プロフ) - ま、まままさか返信してもらえるなんて...！！ありがとうございます！応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c3939000f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：す ズ き | 作成日時：2018年4月9日 16時
