一次試験 ページ4
3時間が経った
ハイヒールだというのに汗一つ流さず涼しい表情で走っている
「ん〜…難関って言われてたけど結構楽勝じゃないの？これ」
なんか拍子抜けだなーと独り言をボヤきながらペースダウンした受験生らを抜かしていく
「おや…貴女は」
「ん？」
気付いたら先頭に居たようだ、試験官に話し掛けられる
「…どっかで見たことあるような」
「貴女、Aさんですね？ネテロ会長からよく聞いてますよ」
「げーっ！あのジジィ、人の事をぺらぺらと〜っ！」
今度あったら脳天ぶち抜いてやる！
「いやはや、話を聞いていた以上に凄いですね」
「そう？もうちょっとペース上げても良いくらいだよ」
「なんと…」
恐ろしい人だ、と試験官…サトツは思った
階段も涼しい顔をして進む。
5段飛ばしで進む彼女を見て、少し興味を惹かれた
「おぉーーっ。すっごい霧だね」
「はい、ここはヌメーレ湿原、通称詐欺師のねぐら。騙されると死にますよ」
「ったく！おかしい話だぜ、騙されるとわかってて騙される奴が居るかよ」
と、上半身肌のサラリーマンが言う。
近くにキルアがいるってことは、連れかな？
友達は選びなよ…キルア…
「騙されるな！！」
近くでうるさい声が響く
眉に皺を寄せながら後ろを振り向くと、サルを持った人が居た
「そいつはニセモノの試験官だ！」
「…そういうこと。」
この人、否猿は私たちを騙し餌食にしようとしている。
こんな見え見えの嘘に数名はもう騙され、疑心暗鬼になっている。
シュンッ、と風を切り裂き、トランプがサトツ、ニセモノの試験官、そして私に飛んできた
ヒソカか…。手でキャッチするとハートの4。
はぁ、と溜息をつきヒソカの方を見る。
あーあ、殺りたくて堪んないって顔だね。ま、私も退屈してたから同じだけど。
「クックック、なるほどなるほど。これで決定、そっちが本物の試験官だね？♣」
ヒソカが説明をしている間に、猿が抜け出そうとする
そんなサルを横目に、トランプを飛ばす。
脳天に刺さったから死んだんだろう
「あのサル、生きて…！？」
「んもー、そんなのも見抜けなかったの？大体、私たちが目指すハンターがあんなトランプ避けれない分けないでしょ。もう行こう？試験官さん。」
「ええ。それと、次からは如何なる理由でも試験官に対する攻撃は失格と見なしますよ。」
「ハイハイ♢」
そういうと、ヒソカが近付いてきた
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す ズ き(プロフ) - つららちゃんさん» わああコメントありがとうございます！；；とても励みになります！；； (2020年4月6日 14時) (
レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
つららちゃん(プロフ) - イルミ(T . T)すごく面白いです！こんな素敵な作品をありがとうございます(T . T) (2020年4月6日 5時) (レス) id: 74f4862074 (このIDを非表示/違反報告)
ミウ(プロフ) - 更新待ってました〜！ゴン可愛いです(*ﾟ▽ﾟ*) (2018年12月8日 13時) (レス) id: 88cce883b3 (このIDを非表示/違反報告)
す ズ き(プロフ) - ＊エアメル＊さん» エアメルさん〜；!!応援は嬉し過ぎますありがとうございます； (2018年8月26日 21時) (レス) id: 36b5b17df9 (このIDを非表示/違反報告)
＊エアメル＊(プロフ) - ま、まままさか返信してもらえるなんて...！！ありがとうございます！応援してます！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: c3939000f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：す ズ き | 作成日時：2018年4月9日 16時
