今日:8 hit、昨日:17 hit、合計:72,656 hit
小｜中｜大
009. ページ9
.
正直な話、焦凍自身も幸せというものが何かということをわかっていなかった。
幸せ、なんて大層な議題は自分だけでは消化しきれない。それもそのはず、人にとっての幸せなんて人それぞれなのである。
焦凍にとっての幸せがAにとっての幸せとは限らない。そんなことはわかっているけど幸せは探してあげたいと思ってしまったのだ。
「麗日、お前にとっての幸せってなんだ？」
「急やね轟くん、みんなとお話ししたりしてる時かなあ」
「私もお茶子ちゃんと話すの楽しいわ」
「梅雨ちゃん … ！ほんまええ子や … 」
人と話すこと、人とご飯を食べること、それらは自分たちからしたら幸せになるだろう。
だけどそれは、相手を選ばなければ決して幸せとは言えないことになることもある。
幸せがわからない、なんて初めてのことで自分自身戸惑っていることを焦凍はわかっていたはずなのに、一生懸命になりすぎていて気づけなかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 198人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遊琉@精神年齢3歳のゴリラ - 続きが気になります…！更新楽しみにしてます！ (2020年10月29日 19時) (
レス) id: d4ed3a6891 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わか
| 作成日時：2020年10月25日 20時
