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129 : いつもとは違う朝 ページ38
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この話をしながらなかなかの全速力でいつものランニングコースを走る。
冬にこれをするのはとてもきついが、やらなきゃ自分ではないような気がしてならない。
「てめ … 早ぇんだよ … 」
「スピード落としますか？」
「舐めんなクソがああああ！！！！」
えええ、すごく理不尽。
気遣いと思いやりを込めた言葉も一蹴されてしまった。
勝己くんらしいといえば勝己くんらしいが、最初からこんなにハードな練習できるとも思っていない。
でも本気を出してくれたのかゼェゼェと荒い呼吸をしながらもなんとか20kmついてきてくれたのでそのまま柔軟体操をする。
「待って勝己くん意外と柔らかいのね」
「ッたりめーだろクソ」
「悪口言わなきゃ喋れないんですか？」
数日前の相談に乗ってくれたあの優しさの権現だったのが嘘のように暴言しか出て来ない。
筋トレをこなし、寮までの道を歩く勝己くんはもうヘロヘロで、私以上にヤバイじゃないかと思い肩を貸す。
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あい - 面白いです！続きが気になります！ (2020年6月10日 19時) (
レス) id: 58e03363b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わか
| 作成日時：2020年6月4日 19時
