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125 : 感じたことのない胸騒ぎ ページ34
焦凍 side
金曜日の短縮授業が終わり、爆豪だけがいない寮での時間を過ごしていた。
数人で走り込みをしに行ったり筋トレをしたり、来週に迫る体育祭に向けて全員が動いていた。
全員で有意義な時間を過ごして、そろそろ日も暮れてきた頃に帰ってきた爆豪。
「今日はカレーらしいぞ」
「 … そうかよ」
俺の顔を見ていつもなら悪態をついてきてもおかしくはなかったタイミングだったがスルーされてしまった。
隣を通りすぎる時にふわりと香る、ニトロとは違う甘いバニラのような香り。よく知っている香りだった。
Aが中学生の時から使っている洗剤の香りで俺と同じ香りだったから。
思い込みと言われればそれまでで、Aと爆豪が一緒にいた確証もなにもない。
「爆豪、今日どこ行ってたんだ？」
「あ？関係ねェだろ」
爆豪の手にはスポーツ店の紙袋があって、買い物というのは案外間違いではなさそうだけどなんだか胸騒ぎがした。
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あい - 面白いです！続きが気になります！ (2020年6月10日 19時) (
レス) id: 58e03363b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わか
| 作成日時：2020年6月4日 19時
