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106 : 自主練 ページ15
轟焦凍 side
全ての授業が終わり、いつも通りAとの鍛錬があるなと思い携帯を開けば「今日用事はいった」と一言だけ連絡が来ていた。
「誰とだ？」と一度打って、兄からこの質問は気持ち悪いかと思い消してしまった。
最近、ちょっとおかしい。
そのおかしい正体にはいまだに気づけないままでいるが、変な違和感のようなものがずっと胸でつっかえてる。
「おい轟ー、みんなでTDL借りて自主練しよって言ってるんだけどくるか？」
「 … ああ、いく」
上鳴からの誘いにのり、体操服を持ってゾロゾロと職員室までの道のりを歩く。
みんなしてさっきまで1年生を相手していたのに元気だなと思うが、それは俺もなのだろう。
今日最終褒められていたのは爆豪と妹だった。本来であれば推薦入試で入ったのだから俺も名を連ねるべきなのだろうが、鍛錬が足りないのだろうか。
彼女の強さが異次元なのもあるだろうが、爆豪に名を並べられなかったのは単純に悔しい。
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あい - 面白いです！続きが気になります！ (2020年6月10日 19時) (
レス) id: 58e03363b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わか
| 作成日時：2020年6月4日 19時
