盲愛アドレセンス ⅲ (ページ13)

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104 : 酷評ページ13

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「それと、轟Aと鉄哲徹鐵な …
鉄哲！相手が悪かったのもあるが動きが読まれていたのは事実。攻撃一つも当たってなかったぞ、頭使え。
轟は訓練であるが故にできた無茶な行為だと思う。得策ではあるが、周りに人質などがいる場合のことも考えて次からは動いてほしい。被害は最小限に、だ。
片付けなども考えた上で合理的に行こう。」

「 … はい」

「まあ一番いい動きをしていたのは轟Aと爆豪だな … じゃあ、解散」

解散の言葉と同時に疲れたねなんて言いながらカエちゃんと更衣室まで戻る。
ちらりと横目に見えた2年生の女の子たちと焦凍の姿。

今更嫉妬なんてみっともない気がするが、せっかく一緒の高校に入ったのだから私と一緒にいて欲しいと思うことは我儘なのだろうか。

「轟妹！」

「鉄哲さん … その呼び方やめてもらっていいですかね」

「まあなんでもいいだろ！俺の個性伸ばす訓練手伝ってくれよ」

「焦凍にお願いしたらどうです？」

同期でしょ？と首を傾げれば、クラスが違うため元々そんなに仲がいいわけでもないと返されてしまった。

なんなら敵対視ぐらいしていそうだ。

「まあいいですけど」

「じゃあ今日の放課後な！よろしく！」

それだけを告げて鉄哲さんは自分たちのクラスの軍団に走っていってしまった。

「A大変だね」

「本当変な人と当たっちゃった … 」

今日の焦凍との鍛錬断らなきゃいけないな、と思いながら文を考えていた。

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