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084 : 推薦入試 ページ34
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年が明けてすぐ、父親が浮き足立っていたので何事かと聞いてみればエンデヴァー事務所にインターンで焦凍がくるらしい。
ついでに毬栗さんと緑谷さんも。
そんなわたしは
「忘れ物ない！？大丈夫！？」
「大丈夫、ありがと姉さん」
雄英高校推薦入試の当日を迎えていた。
雪は降っていないもののマフラーと手袋は欠かせないぐらい寒い。
筆記も実技も今までの人生他のヒーロー志望の比にならないぐらい頑張ったのだ、大丈夫だと自分を鼓舞させた。
「頑張るね … 焦凍」
初めて見る雄英高校の門はわたしに立ちはだかる壁のように大きく聳え立っていた。
でもわたしは超えていかなくちゃいけない。
周りの受験生も、焦凍も、自分も。
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作者名：わか
| 作成日時：2020年5月22日 22時
