今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:111,046 hit
小｜中｜大
065 : 妹の存在 ページ15
.
ただ、自分でも焦凍でもなく、それを許さない人物が1人いることも確信していた。
小さなため息が広い空間に吐き出される。
相澤もオールマイトも訳がわからないとでも言うように首を傾げていた。
「奥さんかね？」
「いや違う」
エンデヴァーが次の言葉を紡ごうとした瞬間階段をドタドタと降りる二つの足音と焦凍の焦った大きな声が聞こえた。
普段は温厚であまり大声を出す性格ではないため、相澤もオールマイトも目を見開いていた。
玄関の閉まる音が聞こえ、こちらに向かってくる足音にも気付く。
「どうだった焦凍」
「あいつ話も聞かねェで出て行きやがった」
「あいつって誰なんだ？」
相澤からの問いかけに焦凍は小さな声で妹、と呟いた。
「A少女かい？」
「妹さんの意見が必要なのですか」
そんな相澤の言葉に口を開いたのは焦凍だった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わか
| 作成日時：2020年5月22日 22時
