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064 : 轟家 ページ14
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No side
Aが家を出る数分前、焦凍の担任の相澤と全寮制のきっかけともなったオールマイトは1A生徒の家を回るべく轟家の門の前に立っていた。
大きな家だな、なんて小さな会話をしながら姉の冬美に連れられて応接間に連れてこられた。
視線の先には見慣れた、フレイムヒーローエンデヴァー。
「今回は全寮制のことで話に来たんだが目は通してくれたかな」
「ああ、通した」
まあ座れなんてエンデヴァーの言葉に相澤とオールマイトは座布団の上に腰を下ろした。
「俺は構わない。焦凍はヒーローにならなくてはいけないからな … ただ」
「ただ？」
「まだ答えは出せない … まだ1人説得できてないんだ」
エンデヴァーの中で答えは決まっていた。
雄英は自分の出身校でもあり、プロヒーローが集まる場所で息子である焦凍の無事の確保ができる第一の場所であると確信していた。
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作者名：わか
| 作成日時：2020年5月22日 22時
