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『ただいま』
「おかえり、A！遅かったね」
『話してたら遅くなって･･･』
「いいのよ！可愛い妹が笑顔で帰ってきてくれてお姉ちゃん嬉しい！」
『お姉ちゃん･･･汗』
お姉ちゃんは「AYA」という名前で活動している
家族の前ではこんなんだけど、AYAでは真剣でかっこいいんだ。
私の自慢のお姉ちゃん。
「あ、おかえりA」
『お母さん、ただいま！』
お母さんは前に言った通り、有名アイドルのメイク担当をしている。
時々海外に行く事もあるという結構凄い。
母「あら？お父さんは？」
『お父さんは･･･ってそうだ！皆に言いたいことがあるの！
』
姉「言いたいこと？」
姉「じゃあおじいちゃんとおばあちゃん呼んでくるね！」
母「その間に着替えてらっしゃい」
『はーい』
なんかアイドルになるわけじゃないのにドキドキする･･･。
皆どんな反応するんだろう･･･
姉「呼んできたよー！」
祖母「Aちゃんが皆を集めてまで言うなんて相当なのかしら」
『えーっと話すね？』
『実はお父さんと数日前から話してて、私アイドルグループのマネージャーになることになりました。』
母「Aがマネージャーを？」
『うん』
姉「私は賛成だよ。それはAがやりたかった事なんでしょう？」
『うん 』
母「私も賛成かな。」
祖母「相手がどんな子なのかい？」
『新人アイドルなの』
祖父「ほぅ･･･。いいんじゃないか？まずはやって見なきゃね」
祖母「私も賛成だけど、嫌だったら辞めてもいいからね？」
母「そうね、無理はしないでね」
『ありがとう･･･ッ』
姉「A〜泣かないで〜！」
優しい家族を持った私は本当に幸せ者。
こんなに応援してくれてるんだから、頑張ろう。
そう思った。
あ、ハンカチ洗っとかないと。
────────────────────
推しよりになっちまう･･･/////(((((
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作者名：π丸 | 作成日時：2021年8月8日 3時
