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『ね、みじゅ、私なんか変なこと言った？』
瑞稀「お前。笑 それは嶺亜の顔みたら分かるだろ。」
近くにいたみじゅに声をかけたけど、必死に笑いをこらえている様子で応答してくれた。
そして、急に肩に腕を回され、すぐ横には嶺亜の小綺麗な顔があった。
嶺亜「ま、この会長様を呼び捨てで呼ぶくらいの根性はあるようだから。皆よろしく！」
...あ、やばい。私いつものくせで嶺亜のこと呼び捨てにしてた。
だから皆あんなに笑いを堪えてたんだ。
『れ、嶺亜会長、腕どけて頂きたいんですけど...？』
嶺亜「は？嶺亜会長"様"だよね？」
どうしたらこの悪魔の権化みたいなやつが出来上がるのだろうか。
「まぁまぁ、嶺亜くん。その辺にしといてあげなさいよ。」
私たちをなだめるようにして言うこの人。
前髪が長くて、全体的に細くて、綺麗な指をしている。
嶺亜「あ、こいつ矢花。会計ね。でそっちにいんのがもう1人の会計の子。同じクラスじゃないっけ皇輝と。」
気まずそうに頭を下げる皇輝くんに、私も合わせて頭を下げた。
川��皇輝くん。クラスでは賑やかな方では無いけど、学級委員長も務めていていつもクラスをまとめてくれている。
うるさすぎる私たちとはあんまり喋ったことはないんだけど。
嶺亜「で、こっちが書記の藤井ちゃんと作間。」
藤井「こんにちは〜初めまして〜。藤井直樹です！」
作間「ども。」
嶺亜「藤井ちゃんはこんなちっこいけど3年生。作間はお前と同学年ね。」
藤井「嶺亜くん！そんないじわる言わないでよ！」
藤井先輩は頬をふくらませて嶺亜を睨んでいるけど、その様子は全く怖くはなく、むしろ可愛いとまでいえる。
嶺亜「本当は事務局のやつらも3人いるから。今日は集まらせてないけど。」
『...で私はどこの部署に？』
嶺亜「は？お前はどの部署でもないよ？
生徒会全体の雑用係。」
嶺亜は私の肩から腕をはずしたかと思えば、悪魔の笑みで私の肩をポンポンと叩いた。
その行為からは「よろしく」の意味と「逃げんなよ」の意味が両方混ざっているように思えた。
はぁ、本当に帰ってやればよかったよ。
嶺亜「よし！じゃあ本題に入るよ！」
嶺亜がこうやって一声かけるだけで、話し声も笑い声も急になくなるんだ。
やっぱりこの人って、カリスマ性の鬼なのかも。
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
