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悠仁と別れ、次の場所へ移動すると今野先輩がいた。
前髪を上げピンでとめている姿で、私を見つけるとニヤッと笑った。
よかった、知ってる人で。
『今野先輩！先日はどうも。』
今野「うん。もう大丈夫なの？」
『おかげさまで、一旦落ち着きました。』
今野「そーなの？ま、とりあえず踊ろ。」
私の手をとり、すんなりとダンスに入っていった今野先輩に合わせて私もダンスをする。
踊っていると、急に今野先輩の踊るスピードが緩やかになった。
今野「そこステップ違う。こうね。」
『あ、それですか。』
今野「やってごらん。...うん。上手。」
チラッと振り返ると、今野先輩は優しく笑って「ん？」という顔をしてきた。
後ろから怒らず冷静に私にダンスを教えてくれる今野先輩は今は天使に見える。
今野先輩は私を赤ちゃんだと思って接している感覚だと思うけど。
先程の大雑把な悠仁とは大違いである。
『っうわ。』
今野「危なっ。...大丈夫？」
『は、はい。すみません。』
危ない危ない。またよろけそうになった。
檜山くんの出来事から学習しないとなのに！
今野先輩は軽く鼻で笑ってまたダンスに気を戻した。
無事ダンスをし終わると、今野先輩に名前を呼ばれた。
今野「なぁ、もしかしてさ、それ...。」
『わっ、今野先輩！...言わないでください。お願い。』
今野「...。わかった。無理だけはすんなよ。」
そう言って今野先輩は私の頭を撫でて、私たちは別れた。
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
