顔見知りだらけのフォークダンス ページ44
お昼を食べ終わって、グラウンドに戻ってきた私たち。
『次なんだっけ。』
有希子「次はみんなの大本命のフォークダンスだよ。」
そうだったそうだった。
女の子たちが大盛り上がりしてたあの種目ね。
最後に踊っていた人が運命とかいう謎のジンクスがあって、その2人がカップルになる姿を去年何度も目撃したな。
3学年全員でやるので、ある意味合コンのようなものだろう。
確か深田とか有希子も最後のペアだった人に言い寄られてた気がする。
まあ、私には無縁の話だけど。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
最初のペアは出席番号順なので、自動的に私は悠仁とペアになったわけだが。
悠仁「お前踊れんの？」
『失礼な。踊れるよ、ちゃんと！』
悠仁「ほんとかよ。笑」
そんな言い合いをしてると、音楽が鳴り始めて慌てて踊り出す。
悠仁って要領と飲み込みだけは良いから、すぐダンスもモノにするよなぁ。
それに対して、私は危なっかしい足取り。
悠仁「おい危ねーって。笑 なんでそんな下手なの。」
『ダメ、面白くなってきた。』
自分が出来なさすぎて私が笑いだしたら、悠仁も連れたように笑い始めた。
他のみんなは気まずそうにした雰囲気なのに、私たちだけ楽しそうに踊ってるというなんとも不思議な空間である。
悠仁「お、ここでバイバイだな。次のペアの人には迷惑かけんなよ。」
『不可能なこと言わないでよバカ！』
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
