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黒田くんは職員室前まで資料を一緒に運んでくれた。
黒田「ここでいいっすか？」
『ありがと、黒田くん。』
重くて持ちにくかったはずなのに、嫌な顔ひとつせずここまで運んできてくれた黒田くんに感謝。
黒田「じゃあまたお茶しません？笑」
『またまたそんなこと言ってぇ〜』
織山「黒田！？」
ヅカヅカとこちらへ歩いてくる織山くん。
会議が終わったのかな。
織山「お前なにやってんの！？」
黒田「A先輩のこと助けてた！」
『助けられてました！』
織山「ほんと何してくれてんの！先輩とは喋んなって言ってるだろ！」
織山くんは黒田くんのことをグイグイと後ろに押して、私と距離をとらせた。
え、私ってそこまで嫌われてんの？
織山くんの発言には度々傷つけられてきたけど、今回は相当凹んじゃうかも。
織山「お前女遊び激しいんだから、先輩にも手出そうとしたって無駄だからな！
ほんと目を離すと何しでかすか分かんない！」
...ん？そっち？
黒田くんがチャラいから私と距離をとらせたかったってこと？
織山くんって本当に分からないな。
黒田「ちょっとちょっと、先輩状況飲み込めない顔してるよ？」
織山「あ。
...嶺亜くんの大切な人、大切にしないわけないでしょ。」
お、織山くん...。
嶺亜が私のことをどこを見て大切にしてると思ったのか、本当に分からないけど嬉しい...。
あと言葉足らずすぎる...。
頬を少し赤らめながらバツが悪そうにしている織山くん。
その横で楽しそうにケラケラ笑っている黒田くん。
『嬉しい織山くん。私自身、嶺亜に大切にされてるか分かんないけど！』
笑顔で織山くんにそう言うと、織山くんは目を丸くした。
織山「え？先輩って嶺亜くんの彼女なんですよね？前嶺亜くん言ってましたよ？」
ケロッとした顔でありえないことを言う織山くん。
嶺亜と私が、、、ツキアッテル？
情報が処理しきれず思わずフリーズしてしまった。
『え！！？？？違う違う誤解だって！！』
織山「そんな動揺しなくても。黙ってますから。」
黒田「今俺にはバレちゃったけどね〜。」
このありえない冗談が2人の後輩に信じられてしまった。
嶺亜のバカ！冗談の幅を考えろっての！！
この後嶺亜にこの冗談のことを詰めると、大きく楽しそうに高笑いしていた。
何回私のこと陥れたら気が済むの！？
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
