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檜山「え、塩崎さん？」
元木「どしたそんなニヤニヤして。怖いぞ。」
颯太「...んふふ。」
多分颯太は勘づいてるな、私が喜んでること。
女の子たちも私をドン引きした目で見ている。
女子生徒「な、なによ。」
『いや、顔がいいって言ってくれたのが嬉しくて。』
元木「は？」
颯太「湧しっ！今Aのターンだから。」
女子生徒「...あんた、おかしいんじゃない？」
『こんな可愛い子達に顔がいいって言われるの初めてだし！』
私が満面の笑みを彼女たちに向けると、彼女たちはバツが悪そうにそっぽを向いた。
『私に迷惑とか嫌がらせとか、かけてもいいけど多分気づかないし動じないよ？だからしてもらっても構わない。
けど、他の人を巻き込むのはやめて。
浮所先輩と今野先輩と海琉くんに謝って。』
女子生徒「〜〜〜っ。もう、なんなの！？」
私の肩にぶつかって、彼女たちは走っていってしまった。
ちゃんと先輩達に謝ってくれるかな。
あ、何に嫉妬したのか聞き忘れちゃった。
元木「こーら！」
彼女たちの走り去っていく後ろ姿を呆然と見つめていた私にゲンコツが落ちてきた。
でもそのゲンコツは痛くなくて、軽いものだった。
元木「お前なぁ、嫌がらせなんてやめさせないといけないもんだろ。何かあってからじゃ遅いんだから。」
檜山「まあ急に笑い出したのは結構怖かったけど。」
颯太「A前もあったよね、先生に怒られてる時！」
あー、あれね。
先生に怒られてる途中、先生の肩にチョウチョが乗って笑いがこらえきれなかった時ね。
そのあと、急いで教室に戻り最後のあがきで教科書を開く。
皇輝くんが引いてくれたマーカーのところを頭に叩き込む。
悠仁「今回ど？いけそう？」
『悠仁、あんたも頑張んなよ。今回赤点だったら夏休み大半は補習だよ。』
悠仁「は？お前それ先言えよ！」
悠仁も急いでテキストを開き出した。
その様子を見ていると、余裕そうな顔をした皇輝くんも登校してきた。
皇輝「今回いけそうじゃない？範囲狭いし。」
『皇輝くん舐めちゃダメだよ私たちのこと。』
悠仁「お前それ俺も含んでるんじゃないだろーな。」
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
