無愛想な後輩 ページ15
今日は生徒会の仕事があり、生徒会室に向かう。
目の前に大きなダンボールを抱えている小柄な男の子。
フラフラしていて、今にもダンボールごと倒れちゃいそう。
『大丈夫？持つよ！！』
「え、大丈夫です。」
『今にも倒れそうじゃん！回収〜！』
4箱あったダンボールのうち2箱を回収。
うわこれ2箱でも結構重いじゃん。
これを4箱って...。相当重かっただろうな。
「...ありがとう...ございます。」
唇をとんがらせてツンツンしながらお礼を言う男の子。
ネクタイが緑ってことは、1年生か。
愛想がないにも程があるけど、よく見るとめちゃくちゃ美形だ。
多分この子も生徒会室に向かってる。
てことはこの子も生徒会の人か。
「あの。」
『はい？』
「嶺亜くんの、彼女さんですか？」
思いっきりダンボールを落としてしまった。
私と嶺亜が？コイビト？え？
どこでそんなバカみたいなデタラメが出てくるの。
彼女というよりパシリだし。パシリよりの家畜だし。
瑞稀「うわ！？何してんのA！？」
『み、みじゅ〜〜〜〜〜！私って誰なの！？』
藤井「うわぁめっちゃヘンテコなこと言ってる！ほら、拾うよ〜。」
『藤井先輩〜〜〜〜〜〜！』
藤井先輩がべそをかいている私を見て笑いながら、散らかったダンボールの中身を拾うのを手伝ってくれた。
優しすぎるよ！
瑞稀「織山ありがと、ダンボール。あ、Aとは初対面だったよな。
A、こいつ織山尚大。事務局の1人ね。」
織山「...どーも。Aさん。ありがとうございました。」
事務局...。昨日は会議にはいなかったから分からなかった。
あ、たしかに稲葉くんもいなかったな。
それにしてもこの謎の威圧感というか。
ライバル視されているような、そんな圧を感じる。
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
