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いつもより少し早く学校に着いた。
私たちより先に到着しているはずの猪狩と大光がなにやら門の前で止められている。
大昇「うわやっべ。風紀委員だ。」
2人を止めていたのは、青木先輩と檜山くんだった。
そういえば帰りのホームルームで服装検査があるかなんか言ってたな。
檜山「ちょっとそこ止まって...塩崎さん？」
『お、おはようございます。』
そーっと自転車を降りて、猪狩と大光の横に並ぶ。
大昇も自転車を押したまま同じように並んだ。
檜山「何回も言ってるよね？2人乗りは校則違反。前は見逃してあげたけど今回は無理だよ。」
猪狩「ちぇ〜檜山頭固すぎ！」
大光「お菓子あげるからどうにかならない？」
檜山「ならないよ。笑」
笑いながら紙に何かを書き足す檜山くん。
本当に真面目な人なんだ。
檜山「で、塩崎さんと大昇もだね。」
あーーー、
こんなことになるんだったら歩いていくんだった。
大昇の方をちらりと見ると、チャラけた様に舌を出したので肩を小突いた。
檜山「と言いたいけど。2人はまだ1回目だから見逃してあげる。ほら、行きな。」
え、檜山くん神様？
少し悪魔って思ってごめんなさい。
『檜山くん！！ありがとう！！この恩はいつか返すよ！！』
檜山くんの手を握ってブンブンと振ると、檜山くんは眉を下げながら笑った。
大昇「ラッキーだったな。」
『ほーんと危機一髪。』
そのまま走って校門を大昇と抜けた。
めちゃくちゃ猪狩と大光の叫ぶ声が聞こえるけど無視した。
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ゴンザレス(プロフ) - あずきさん» ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです♡♡♡ (3月25日 22時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
あずき - めちゃくちゃ面白いです!!更新頑張ってください^.".^!♡ (3月20日 20時) (レス) @page25 id: 0b4479c19f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2024年3月14日 8時
