後輩の黒田�� ページ10
今日の講義を終えて、黒田に連絡をすると、あいつももう少しで講義が終わるらしい。
なので、私は一足先に黒田の最寄りに行き、お酒やおつまみを買うことにした。
もう11月なので風が少し吹くだけで身震いしてしまう。
少し薄着できてしまった自分を恨む。
お目当ての駅に着き、コンビニでお目当てのものを買い、改札近くでスマホをいじりながら黒田を待つ。
「えー、お姉さん1人なの？」
背の高い男性二人が、近づいてきた。
当たり前のように無視する。だって知らない人なんだもん。
「えー、無視しないでよー笑 俺たち今から飯行くんだけど行かない？」
『...。』
「おい、返事しろって。」
肩を掴まれて、やっとその男の人たちに目を向けた。
掴まれたときの力は、強くて、痛くて。
思わず思考が停止してしまった。
『や、やめて、ください。』
パニックになり、こんなことしか言えなくて。
相手は楽しそうに笑っている。
「怖がらせるつもりないんだけど笑
お姉さんが俺らと話してくれないのが悪いよねー？」
怖い、こういうときってどうすればいいの。
周りに助けを求めようとしても、見て見ぬふりである。
＿＿＿＿＿黒田、早く来て！
ギュッと、スマホを抱きしめて俯いていると、求めていた、聞きなれた声がした。
『黒、田。』
「なにしてんすか。」
黒田が私の肩の掴まれていた手を力ずくで離し、
震えている私の肩に気づいて、自分の方に抱き寄せた。
そして、男二人はバツが悪そうな顔をして、去っていった。
『黒田、ごめん、ありがとう。』
「いや、マジ焦ったからね？もう！なにしてんの！？」
そう言って、黒田は自分が羽織っていたパーカーを私に着せた。
『いやいいよ、黒田が風邪ひくじゃん。』
「いや、体震わせて何言ってんの笑 ほら行くよ。」
私は、黒田に言われるがままに手を引かれて、駅を出た。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
