同級生の檜山くん�� ページ7
「で、帰るの？帰らないの？」
『え、あ、はい！帰らせて頂きます！！！』
テンパって変な返事をすると、檜山くんは私のカバンを持って、私の手をとり、歩き出した。
心臓が出てしまうのではないか、というぐらいにドキドキしている。
檜山くん、ほかの女の子にも、こんなことしてるのかな。
私だけ、なわけない。檜山くんにとって私はただの異性の友達。
私がそれ以上のことを思っていたとしても、彼はその気ではないだろう。
あ、どうしよう、泣きそう。
こんな手慣れたことされて、自分だけ舞い上がって、なんだか私だけが振り回されてる気がする。
「え、A、どうした？どっか痛い？」
檜山くんが私の顔を覗き込んできた。
やばい、涙がこらえられない。
「なんかあるなら、言ってくれないとわかんないよ。」
『ひ、檜山くんは、こんなこと、色んな子にしてるの...？』
「...は？」
『私以外と笑ってる檜山くんなんて見たくない。私だけの檜山くんになって欲しいの。』
感情と顔がぐちゃぐちゃになりながら、私は泣きじゃくった。
これで檜山くんにも嫌われちゃうかな。
いや、彼のことだからきっと今までのように接してくれる。
しかし、接してくれても、絶対距離は置かれるだろうな、なんて考えるともっと涙が出てくる。
めんどくさい女すぎる、嫌だこんな自分。
すると、檜山くんの笑い声が小さく聞こえた。
『な、なんで、わらっ、てるの。』
「いや、こんな愛されてるとは思わなくて。」
『え、？』
「俺、結構嫉妬深いけど、いいの？」
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
