年下彼氏の檜山くん(檜山side) ページ49
Aから聞いていた"青木くん"。
知ってたのに、柄にもなく勘違いして、勝手に嫉妬してしまった。
誤解されたくなくて、嫉妬したことを彼女に正直に言うと、なんだか嬉しそうにしていた。
ちょっと腑に落ちなくて、頬をつねってやると、眉を下げてまた笑った。
『なーんでも言うこと聞いてあげる！！』
誤解させたお詫びだと言って、俺が風呂をあがってくると、テーブルにはいつもより品数の多い食事に、満面の笑みのAがいた。
「なんでもしてくれんの？」
『うん！私お姉さんだし！』
そうやって、また俺を置き去りにするね。
年なんて、ひとつしか変わらないけど、1学年違ったら講義も被ることなんてないし、君の交友関係なんてはあくしきれないし。
君は俺がこんなに想ってること知らないでしょ？
「じゃあ、遠慮なく。」
頭を引き寄せて、キスした。
それはいつもの優しくしてるキスじゃなくて、もっと、噛み付くような。
このまま俺だけ見て、求めてくれればいいよ。
目の前で、必死に息をしようとする彼女が可愛い。
『こ、せ...くん、くるし、いっ。』
「なんでも言うこと聞くって言ってたじゃん。」
『なんか思ってたのと違う！！』
「じゃあやめていい？」
イジワルな質問をなげかけてやると、彼女は微妙そうな反応を示したので、次は優しくキスした。
「次はAからして。」
『...特別だから。』
背伸びして、慣れてない、彼女からの不器用なキス。
これ以上甘えると、止められなくなりそう。
やっぱり、俺は甘えられる方が柄にあってるかもな。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
