お友達の湧くん�� ページ38
『わくー、もう野菜入れちゃうよー？』
「あー待って待って、その前にこれ入れるから。」
ぬくぬくとコタツに入りながら、鍋の準備をするわたしたち。
早く食べたくてうずうずするわたしと、謎のこだわりがある湧。
まあここは湧の家だし、何も言えないんだけど。
「じゃー、あったまるまで待つかー。」
なんて言って、さっきまで向かいに座ったくせに、わたしの横に移動してきた。
『ちょ、わく。近い。』
「はー？車の時と変わんねーよ。」
いやいやいや、そんなことないから。
だって、肩が触れてるもん。
「Aは実家帰んの？」
『んー、そうだね。顔出さないと怒られちゃう。』
他愛のない話を繰り返していると、いつの間にか鍋は出来上がって、しかも外は雪まで降り出していた。
2人してテンションを上がらせ、ベランダへ出た。
「うおー！！！やべー！！！積もるかこれ。」
『んー、この量だと大丈夫じゃない？』
けど外に出たはいいけど、寒くて、手に白くなる息を吐いていると、湧の手が伸びてきた。
ぎゅーっと湧の手にわたしの手が丸め込まれて、まるで、わたしが今日車の中で湧にやったときと同じような。
「さみいだろ。中入ろ。」
そのまま、手を引かれて、わたしたちは中へと戻って行った。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
