セフ黒田�� ページ34
それから数日後、会社の同僚から告白された。
前からいい人だなーと思っていたし、断る理由もとくになかったので、付き合うことにした。
そして、どうしても、光輝くんとの関係を断ちたかった。
これ以上、依存したくないから。
「いらっしゃい。また急にごめんね。会いたくなっちゃった。」
『ううん。わたしも話があったから。』
「んー？話って？」
いつものようにスウェット姿で迎え入れてくれた彼は、わたしに背中を向けてリビングへと歩いていく。
『もうわたし、この関係やめたい。』
静かな空間に、わたしのこの一言が響き渡った。
ふと顔を上げると、光輝くんは案の定驚いた表情を浮かべていた。
「え、は、？どういうこと？」
『もう会えない。会いたくない。彼氏、できたから。』
「は？誰？なんで？」
『会社の優しい人。告白されたの。』
彼の目を見れず、床を見ながらつらつらと言葉を並べる。
すると、光輝くんが勢いよく抱きついてきた。
「やだ、行かないで。Aは俺のものでしょ...？」
そーだよ。わたしは光輝くんのものだよ。
そんな張り裂けそうな胸をなんとか落ち着かせる。
『わたしのかわりなんていくらでもいるでしょ。長い間ありがとう。ごめんね。』
抱きしめられた腕をどかして、早足で光輝くんの部屋を出た。
彼の微かな匂いが、わたしの鼻をくすぐる。
苦しくて、涙が止まらない。
あぁ、わたしってほんとに好きだったんだな。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
