あこがれの深田先輩�� ページ24
次の日学校で、ジュースが飲みたくて自動販売機に向かうと、深田先輩と髪の長い女の人がいて。
女の人は楽しそうに笑っていて、
深田先輩も昨日、私に向けたような笑みで笑っていて。
少し胸が苦しくなった。
来た道を戻っていると、後ろから今は聞きたくない声が私を呼んでいる。
振り返らず、歩くスピードを早めるけど、彼にはすぐ捕まってしまう。
「ちょっと、聞こえてたでしょ？笑」
優しく私の腕を掴んで、そんな悪戯っぽく笑うのなんて、見たくない。
分かってます。
深田先輩にとって、私は急に現れた知人Aみたいなものだって。
＿＿＿でも私は違うの。
先輩のカッコいい姿を、ずっと見てた。
あこがれの人がこんなに近くにいたら、自惚れてしまうに決まってるでしょ？
こんな自分嫌だ。
1番になれる保証なんてないのに。
「ちょっとまって。ほんとにどうしたん？」
心配そうに見つめてくる深田先輩。
私、いつからこんな本気になってしまったんだろう。
『なんにも。私、急いでるので。』
そう言って歩き出した私を、今度は深田先輩は止めなかった。
止めて欲しかった、という感情がないといえば嘘になる。
けど、今はこんな可愛さの欠けらも無い返答をする自分に嫌気がさす。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
