あこがれの深田先輩�� ページ23
電車に揺られている時、深田先輩は部活で疲れたのか、少し眠そうだった。
着いたら起こしますよ、って言ったら大人な艶っぽい笑顔を浮かべて「ありがとう」なんて言うから、
勝手に自分の鼓動が速くなった。
しかも肩にもたれかかってくるの。
こんなのドキドキしないわけが無い。
『先輩。着きました。』
「あ、まぁじー？」
伸びをして、眠そうに目をぱちぱちさせる先輩。
部活で一生懸命な先輩しか見たことがないので、新鮮である。
駅に降りると、私と先輩の道が反対方向だということが発覚。
先輩はあからさまに落ち込んだ様子で、少し笑ってしまった。
でも、なんでそんなに私のことを気にかけてくれるんだろう。
「危ないから、送るよ。」
『え！？いや申し訳ないですし！』
「女の子1人に夜道歩かせるほど、俺鬼じゃないよ笑」
何度断わっても、深田先輩は私の発言を流すようにして返答するので、お言葉に甘えることにした。
空を見ると、星が広がっていて思わず見上げてしまう。
「星、好きなの？」
『はい。好きです。』
ふーん。と言葉を濁した先輩。
そうだよね、星なんて興味無いよね。
そう思っていた。
「じゃああの星はなんて言うの？」
『えっ、』
急に指さして、しかも至近距離で聞いてくるから
変な声が出てしまった。
そのあとは、一つ一つ先輩の質問に答えると、先輩は満足そうに相槌を打って優しく笑った。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
