あこがれの深田先輩�� ページ21
それからというもの、
私は彼の笑顔が忘れられず、
キャンパスに描くことにした。
けどやっぱり、人を描くのは難しくて、しかもあの笑顔を再現するとなると、もっと難関だ。
その日からの放課後はずっと試行錯誤していた。
ある日、私は仮眠をとるため、美術室の机に突っ伏していた。
寝ていると、なにか被せられたような感覚と、柔軟剤の香りが鼻をくすぐった。
目を覚ますと、そこには深田先輩がいて。
私の肩には先輩のブレザーがあった。
「これ、俺？」
見られてしまった。
どうしよう。絶対変なやつだと思われた。
面識もないやつが自分の顔を描いているなんて、
きっと怖いし、気持ち悪いだろう。
必死に弁解しようとしたが、弁解するような余地がない。
『すみません、ほんとに。気持ち悪いですよね。』
「え、なんで？めちゃくちゃ上手いやん。」
深田先輩はキャンパスを手にして、隅々までじっくりとみている。
予想外の反応に驚きと嬉しさがごちゃごちゃの感情である。
キャンパスを鑑賞し終えると、深田先輩は私にまた、爽やかな笑顔を向けてきた。
「もう下校時刻近いよ。帰ろうね。」
『え！？』
こんな時間まで寝てしまっていたのか。
良かった深田先輩がいて。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
