あこがれの深田先輩 ページ20
サッカー部の深田先輩。
みんなの人気者で、明るくて、私はその姿を
部室である美術室から、見ていた。
いつのまにか、わたしも深田先輩の虜になっていた。
「ちょっと、A聞いてる？」
『あ、すみません、なんでした？』
「もー、今日いつ帰んの？」
そんな深田先輩とこのような会話ができるようになったのは、つい最近。
私がいつも通り、絵を描いていると、換気のために開けていた窓から風が吹いて、詰んであった美術の資料が外へ散らばってしまった。
急いで、外に出ると、
そこには、いつも窓から見ていた深田先輩がいた。
先輩は、拾った資料を真剣に見ていて、私の存在に気づくと優しく笑いかけた。
「これ、君の？」
『はい、す、すみません。ありがとうございます。』
おずおずと、その資料たちを受け取ると、深田先輩は気持ちいいくらいの笑顔を浮かべて、グラウンドへと帰って行った。
その笑顔にしばらく余韻が残る。
サッカーをまた始めた彼は、
誰よりも輝いて見えた。
私ももうこれで、彼の"虜"になってしまったのだろう。
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ゴンザレス(プロフ) - 優花さん» 感想とリクエスト、ありがとうございます。参考にさせていただきます。 (1月31日 18時) (
レス) id: b2056e73ae (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - いつもキュンキュンしながらお話見てます🥺🩷リクエストなのですが年下彼氏の檜山くんを見たいな〜って思ってました…！！ (1月31日 10時) (レス) id: 72465717e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴンザレス | 作成日時：2023年12月23日 22時
