Some people are worth melting for.

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玲於side


玲「なんでっすか」


岩「いや、俺もよくわかんないし」


玲「なんで…なんで亜嵐くんと付き合ってるの。」


岩「こくられたからじゃね？」




……こくられたから付き合うの？

好きでもないのに…？

(名前)どうゆう考えしてるの。



岩「でもさ、玲於」



「あれは完全に(名前)ちゃん亜嵐のこと好きだよ」



「見てて分かったもん」



「あの顔は前に玲於に向けてた顔だったよ」



「恋してる顔だった」





…聞きたくなかった。

なんか岩さんが言うとほんとに思えるじゃん。

頭いいんだからさ、





でも、俺でもわかったんだよね。


(名前)はもう亜嵐くんのことが好きなんだ

って

さっき会ったとき

多分無意識だったと思うけど。

小さい声で


『亜嵐…。』


って言ってるの聞こえちゃって


亜嵐くんがくるまでめっちゃ泣きそうだったのに


来た瞬間、顔少し赤くして


安堵の顔になっちゃってさ。



あ、もうだめだ。


って



前、臣さんが言ってた


『無くしてから大事なものって気づくんだよね』


『無くしてからじゃ遅いのに』


『玲於は無くす前に気づきなよ』




……臣さん。



俺、








.








無くしちゃいました。


.

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